12. 爽やかでフルーティーなおいしさ。りんご酒

晩秋から旬を迎えるりんごも、果実酒に最適なフルーツです。りんごは実よりも皮のほうが香りがよいので、皮付きのままカットして漬けこむのがポイント。酸味をプラスするために加えるレモンは2ヶ月程度、りんごは6ヶ月後には、取り出すようにしてください。

13. 芳香と酸味、ほのかな渋味が調和。かりん酒

かりんはバラ科の木になる果実ながら、フルーツのように生食はできません。砂糖漬けやのど飴などの原料として加工されますが、果実酒にもよく利用されます。漬けこむと独特の芳香と酸味、ほのかな渋味が特徴のまろやかな味わいに。熟成期間は半年以上と長めです。

14. お好みの品種で。梨酒

梨の風味を楽しむために、ホワイトリカーを使います。梨はお好みの品種を選びましょう。漬けこんで2~3ヶ月後から飲めて、保存期間は1年ほど。一度作っておけば、長く楽しむことができますね。レモンは入れなくてもOKですが、一緒に入れると変色を防いでくれるので、きれいなお酒に仕上がります。

15. 渋柿もおいしく活用。柿酒

秋の果物としておなじみの柿。漬けこむほどに、こっくりとしたオレンジ色に染まります。こちらのレシピでは、渋抜き柿を使用します。渋柿でも焼酎に漬けることで渋味が抜けるため、おいしく作れますよ。

【冬の食材】果実酒のレシピ5選

16. ブランデーに漬けるとひと味違う。みかん酒

冬になるとどちらの家庭でも常備していることが多いみかんも、果実酒の材料に最適なフルーツです。いつものホワイトリカーではなく、ブランデーで仕込むとひと味違う味わいに。みかんの皮を加えると、より風味がアップしますが、必ず1週間で取り除きましょう。

17. スモーキーなウイスキー風味。きんかん酒

柑橘類特有の甘酸っぱさのなかに感じられる、やわらかい苦味が魅力のきんかん。皮ごと食べる果物なので、酒の中にも半分に切って丸ごと漬けます。放置すると苦味が強くなるため、実は1ヶ月ほどで取り出しましょう。ウイスキーのスモーキーな香りがベストマッチです。

編集部のおすすめ