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日本酒に合う料理をお酒の種類別に解説
昔は日本酒を特級や1級などの級ごとに分けていましたが、いまは「普通酒」と「特定名称酒」の2種に分類されます。この記事では一般的な普通酒を除いた特定名称酒を、4種類のタイプに大別。その特徴と合う料理について紹介しますので、おつまみを選ぶ際の参考にしてください。
熟酒(じゅくしゅ)
長期熟成された「古酒」や「秘蔵酒」と呼ばれるお酒で、芳醇な香りと濃厚な味わいが特徴。濃い味付けのおつまみや、クセの強い料理と合わせるのがおすすめです。
醇酒(じゅんしゅ)
「山廃仕込」のような、日本古来の製法で醸造される日本酒です。香りは少ないものの豊かな味わいが特徴で、しっかりした味付けの和食や洋風の料理とよく合います。
薫酒(くんしゅ)
米の外側を削って低温で醸造する「吟醸酒」や、「大吟醸酒」が該当します。フルーティーな香りと澄んだ味わいで、素材を活かしたあっさりした味のおつまみに最適です。
爽酒(そうしゅ)
口当たりのやわらかい日本酒のことで、おもに醸造アルコールを添加して味を調整する「本醸造酒」を指す言葉。冷やでも燗でもおいしい万能タイプで、どんな料理にもマッチします。
居酒屋気分。「絶品定番おつまみ」5選
1. やさしい味わい。とうもろこしと枝豆の煮びたし

Photo by macaroni
居酒屋で料理を注文して出てくるまでに、とりあえず簡単なおつまみを頼むことが多いですね。そんなときの一番人気が枝豆。おうちで枝豆を作るなら、ただゆでるだけでなく少し手を加えてみませんか。だし汁とかつおぶしが効いたやさしいつゆで煮るだけで、おいしいおつまみができます。