ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

目次

小見出しも全て表示 閉じる 開閉

身も心もあったまる「おかゆ」

おかゆと言えば、疲れたときや風邪気味のときにふと食べたくなるようなやさしい味が魅力ですよね。

炊いたごはんをだしやほかの具材と一緒に煮込む雑炊とは異なり、おかゆは生米を多めの水で炊く作り方が一般的です。

この記事では、おかゆの基本レシピをはじめ、いろいろなシーンで使えるアレンジレシピ33選をご紹介します。

圧力鍋を使用する時短レシピや、デザートで楽しめるユニークなアレンジレシピなどバラエティー豊富。これまでに出会ったことのないおかゆレシピがきっと見つかります。

基本のおかゆレシピ

基本のおかゆは、土鍋を使用しじっくりと炊くのがおいしく仕上げるポイントです。お米が土鍋の底につかないよう、しゃもじやへらで全体をかき混ぜてください。塩を振り、好みで梅干し・なめたけ・塩こんぶ・海苔の佃煮などで味を調えてくださいね。

こころホッコリ!和風アレンジレシピ7選

1. 生米から作る。卵がゆ梅干のせ

生米から鍋で作る卵がゆです。先述した基本の作り方と同じ要領でおかゆを作ったら、溶き卵を加えて蒸らします。

仕上げに青のりと梅干をのせればできあがり。やわらかなごはんにふわふわの卵がコーティングされ、よりなめらかな舌触りになりますよ。

梅干の塩分と酸味だけのやさしい味つけです。

2. じんわり沁みる。卵あんの和風おかゆ

Photo by macaroni

基本の白かゆに、とろとろの卵あんをかけるひと品です。おかゆだとなかなか食べ進められない方も、甘辛い和風の卵あんがかかるとスルスルと食べられますよ。

レシピでは、白かゆを電子レンジで作ります。簡単なのでぜひ試してくださいね。

3. 食感が楽しい。大根ときのこのおかゆ

大根と大根葉、えのきだけで作るシンプルなおかゆです。大根を多めにすればかさ増しになり、ごはんの量が少ないときも満足できますよ。

大根が少し煮えてから時間差でごはんを入れると、ちょうどよく仕上がります。

4. 野菜がたっぷり。あんかけがゆ

にんじんやしいたけを和風だしで味付けするおかゆは、片栗粉でトロみをつけてあんかけ風にするのがポイントです。

片栗粉を入れることで熱が冷めにくくなるので、あつあつの状態が長くキープできるというメリットも。鶏ささみも入れるため、これだけでお腹いっぱいになるボリューム感です。

編集部のおすすめ