管理栄養士が教える「クリームシチュー」に合う献立を選ぶポイント

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シチューの種類や食卓シーンに合わせやすいレシピを、管理栄養士の視点でご紹介します。

シチューの献立を作るヒント

いも類や根菜を中心としたシチューには葉物野菜や生野菜を使ったさっぱり系おかずを
淡白なシチューにはチーズのように香りの強いおかずを合わせる
主食を決めるときはシチューの具材に注目し、和風か洋風かで決める

シチューのこってり度に合わせて副菜を選ぶ

じゃがいもなどのいも類やにんじんなどの根菜を中心に作るシチューは、糖質やエネルギーがしっかり取れるので、副菜には不足しがちなビタミンや食物繊維を補えるさっぱり系のおかずを合わせるといいでしょう。

一方で白菜やキャベツなどをメインに使ったものや、牛乳やバターの代わりに豆乳で仕上げた軽めのシチューの場合はチーズを使った副菜や香りの強いおかずを合わせるとアクセントになり、メリハリが出て満足度も上がります。

食物繊維の量を意識したおかずを選ぶ

液量が多く、さらっと流し込むように食べてしまいがちなシチューには食物繊維を豊富に含んだ食材を合わせるのもいいでしょう。前菜のような立ち位置で召し上がることで血糖値の上昇を緩やかにしてくれますよ。

使用している具材が洋風か和風かで主食を決める

主食を決める際は、シチューに使用した具材に合わせると選びやすくなります。洋風の食材が入っていれば、パンと合わせると風味の相性が良く、胃の負担になりにくいですよ。

一方で、白菜やれんこんなどの食材や、豆乳・米粉を使ったクリーミーなシチューなら、白米と組み合わせるのがおすすめ。消化が良く、満腹感を得やすい主食なので、あっさり仕上げたシチューでも食べごたえがアップしますよ。