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「お酒」・「みりん」の順番は?
お酒・みりんは一番はじめに入れるのがおすすめ
料理酒やみりんは、和食には欠かせない調味料ですが、「さしすせそ」のなかにはありません。お酒やみりんを料理に加えたいときは、どのタイミングで加えるのがよいのでしょう。
お酒やみりんには、臭み消しや食材の味付けをしやすくする作用があります。「さしすせそ」の一番最初にくる砂糖よりも先に入れることで、甘味も染み込みやすくなるでしょう。また、アルコールを飛ばす必要があるため、一番はじめに加えるのがよいともされています。
お酒やみりんには、臭み消しや食材の味付けをしやすくする作用があります。「さしすせそ」の一番最初にくる砂糖よりも先に入れることで、甘味も染み込みやすくなるでしょう。また、アルコールを飛ばす必要があるため、一番はじめに加えるのがよいともされています。
みりん風調味料は仕上げに入れるのがおすすめ
ちなみに本みりんとよく似た調味料で「みりん風調味料」というものがあります。みりん風調味料と本みりんの違いは、アルコール成分量と糖分量の差です。みりん風調味料はアルコール成分がほぼ入っておらず、本みりんより糖分が多いという特徴があります。
そのため、照りやツヤを出すのには向いているけれど、臭い消しなどには向きません。本みりんは最初に入れるほうがよいですが、みりん風調味料は仕上げに入れるのがベターです。
そのため、照りやツヤを出すのには向いているけれど、臭い消しなどには向きません。本みりんは最初に入れるほうがよいですが、みりん風調味料は仕上げに入れるのがベターです。
「さしすせそ」の調味料、それぞれの役割
ここでは「さしすせそ」の調味料、それぞれが持つ役割についてチェックしていきましょう。ざっとおさらいすることで、「さしすせそ」の順番の理由がより理解しやすくなりますよ。
砂糖(さ)
砂糖の役割
- 料理に甘味を付ける
- 料理にうま味やコクを出す
- 食材をやわらかくしたり、くさみを消したりする
- ツヤを出したり、焼き色を付けたりする
砂糖はご存じのとおり、料理に甘味を付ける調味料として使われます。単に甘味を付けるだけでなく、料理にうま味やコクを出したり、食材をやわらかくしたり、臭みを消したりという役割も持っていますよ。
加熱することでツヤを出したり、焼き色を付けたりすることもできます。
加熱することでツヤを出したり、焼き色を付けたりすることもできます。
塩(し)
塩の役割
- 塩味を付ける
- 料理の味を引き締めたり、うま味を引き出したりする
- 酸味をやわらげたり、甘味を引き立てたりする
- 食材のぬめりやアクを取り除き、水分を除去して保存性を高める
塩は塩味を付けるだけでなく、料理の味を引き締めたり、うま味を引き出したりする役割があります。ほかの調味料とのバランスを取る役割もあり、酸味をやわらげたり、甘味を引き立てたりすることができます。
このほか、食材のぬめりやアクを取り除き、水分を除去して保存性を高める役割も持っていますよ。
このほか、食材のぬめりやアクを取り除き、水分を除去して保存性を高める役割も持っていますよ。
酢(す)
酢の役割
- 料理に酸味を加える
- 風味付けをおこなう
- 塩味をやわらげる
- 食材の保存性を高め、くさみを抑える
酢は料理に酸味を加えるほか、風味付けをおこなうためにも使われます。特有の酸味・香りが加わることで、料理にアクセントを付けてくれますよ。塩味をやわらげたいときにも使われます。
また、塩と同じく保存性を高める働きもあり、保存食品でもある漬物は酢を入れて作られることが多いですよ。このほか食材のくさみを抑える働きもあるとされています。
また、塩と同じく保存性を高める働きもあり、保存食品でもある漬物は酢を入れて作られることが多いですよ。このほか食材のくさみを抑える働きもあるとされています。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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