ちなみに……煮物に味を染み込ませるコツ

煮物は長時間煮すぎても煮崩れしやすく、早めに火を止めると、中心部まで味が染み込んでいないこともしばしば。むずかしく思われがちな煮物ですが、コツさえつかめば、ぐんとおいしくなりますよ。

まずは、煮るときの火加減と温度をチェック。強火で煮込むと焦げや煮崩れの原因になるので、弱火から中火でじっくり煮込むのがポイントです。落し蓋をすれば、具材の火通りが均一になり、ふっくらやわらかな状態で味を染み込ませられますよ

火を止めたあとは、仕上げの鍋止めもお忘れなく。蓋をして具材が冷めるのを待ちながら、ゆっくり煮物に味を染み込ませましょう。短時間で味をなじませたいときは、鍋底を冷水に浸けて冷ますと、味が染み込みやすくなりますよ。
▼煮物をおいしくするポイントは、調味料のバランスと落としぶた!

「さしすせそ」を上手に活用

それぞれの調味料については知っていても、順番の意味については初めて知ったという方もいたのではないでしょうか。理由も一緒に覚えると、料理に合わせて上手に「さしすせそ」が使えるようになりますよ。

和食をおいしするための知恵、「さしすせそ」。ご紹介した内容を参考に、おうちで作る煮物に活用してみてくだいね。
▼料理のいろは!基本中の基本の調味料!
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