ハッシュドビーフとハヤシライスの違い、言える?ビーフシチューは?

ハッシュドビーフとハヤシライスの違いって何かご存知ですか?同じもので、呼び名が違うだけなのでしょうか?ふたつの微妙な違いを解説します!さらにはビーフシチューやビーフストロガノフの違いについても調べてみました。

2018年6月1日 更新

ハッシュドビーフとハヤシライスの違いは?

白米を主食とする日本人にとって、ごはんに何かをかけて食べるとことにはこだわりがありますよね。ご飯にかけて食べるものといえば牛丼やカレーが思い浮かぶのですが、ハヤシライスも大好物という人も少なくないでしょう。

ハヤシライスと言えば、次に出てくるのがハッシュドビーフですが、両者の違い、ご存じですか?実際にどの点が違うのか、はたまた全く同じものなのか、いろいろ調べてみました。

じつは、違いは曖昧!

ハッシュドビーフは薄切り牛肉とタマネギを炒めて、デミグラスソースで煮込んだものです。その名前から西洋の料理と思われがちですが、実はれっきとした日本生まれの料理。日本生まれの西欧風料理ということですね。完成度の高さから、西洋でも白米にかけずにそのまま食べてもおいしいと好評となりました。

デミグラスソースで煮込んだものが日本独自ということで、ハッシュドビーフという呼び名はもともと西欧にもあったそうですよ。

対するハヤシライスはどうでしょうか。ハヤシライスはデミグラスソースではなく、トマトソースで煮込んだもの?と覚えている方も多いと思います。ですが、ハッシュドビーフもトマトソースで煮込むことがありますし、ハヤシライスもトマトソースではなく、デミグラスソースで煮込むこともあるのです。

デミグラスソースで煮込む、あるいはトマトソースで煮込むというような違いでハッシュドビーフとハヤシライスを区別したい人もいますが、実際には、その違いは曖昧なんです。

ハッシュドビーフとは

ハッシュドビーフは日本生まれと書きましたが、西欧にもハッシュドビーフがあります。
というのも、タマネギなど刻んだ野菜と肉を煮込んだ料理のことを指す言葉だったのです。

それをさらにデミグラスソースで煮込んだのものが、日本でのハッシュドビーフになったわけです。インドのカレーを持ち込んで独自のカレー文化を作ったことと、どこか似ていますね。

ハヤシライスとは

上述したように、ハッシュドビーフとハヤシライスの作り方に変わりはありません。ソースの違いを指摘する方もいますが、それも曖昧なものです。ですので、両者についてはそれほど大きな違いはなく、好みで名前を呼べばいい、というくらいの気持ちでいいでしょう。

それでも、一般的には「ハヤシライスはトマトソース」というイメージが定着しているのも事実ですね。次にハヤシライスの語源について説明しましょう。

語源について

ハッシュドビーフを元にして日本風にアレンジしたのがハヤシライス、と考えている人も少なくありません。実際にそうであるのか、実は全く違うのかはかなり曖昧で、これが真実だ、というものはないそうです。

一説には、丸善を創設した、早矢仕有的さんが考案したというものがあります。自分で牛肉と野菜を煮込んで、友人や丁稚に振る舞ったので、振る舞った人の名を取って、ハヤシライスとなったというのです。

また、ハッシュドビーフという言葉が訛って、ハヤシライスになったという説もあります。いずれにしても、はっきりとした真相はないようですね。

ビーフシチューとの違いは肉の厚み

ハッシュドビーフとハヤシライスの関係ほか、ビーフシチューやビーフストロガノフとの違いも気になりますよね。これらはどのような料理なのでしょうか。

ビーフシチューは、牛肉に野菜のタマネギ・にんじん・じゃがいもなどを煮込んだものです。ブイヨンで長時間煮込み、デミグラスソースで味付けをします。ここまで見ると、ハヤシライスの豪華版がビーフシチューのようですね。最大の違いはお肉の大きさという意見も。ビーフという名前が付いているとおり、肉の厚みはビーフシチューのほうが上のようですね。
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ちあき

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