ライター : きく

ここ数年、海外を転々、旅暮らし中のフリーライター。 30代女性向けメディアを中心に活動中。

インドカレーとはどういうカレー?

日本人の食事メニューとしてすっかりおなじみの「カレー」。甘口や辛口があり、日本人の口に合うようにアレンジされているので、子どもからお年寄りまで人気の家庭料理です。

そのルーツである「インドカレー」は、ホールスパイスを用いて作られたスパイシーな料理で、インドの家庭や食堂で親しまれている煮込み料理のことを言います。

この記事では、インドカレーの歴史や種類、家庭でも挑戦できるインドカレーの作り方やレシピをご紹介します。日本のカレーとインドカレーの違いを知って、カレー作りを楽しみましょう。

インドカレーの特徴

インドカレーの特徴といえば、スパイスの種類とその数でしょう。日本のカレーにもスパイスは使われていますが、粉末にして固形化されているので、味や香りが損なわれていると言われています。

インドカレーに使われるスパイスは、粉末にしていないホールスパイスがメイン。トウガラシ、ターメリック、クミンシード、シナモン、ココナッツなど、数種類のスパイスを合わせて作っているので、日本のカレーのような隠し味やひと晩寝かせるといった手間をかけずに、おいしく食べることができます。

また、ルーを作る上で小麦粉を使わないのもインドカレーの特徴です。とろりとしたルーを使う北インドカレーでも小麦粉は使用せずに、スパイスと野菜のみでとろみをつけています。

インドカレーの歴史

実は本場インドには「カレー」と呼ばれる料理はありません。私たちが思うカレーとはサーグ、サンバール、コルマ、ダールなど、スパイスを使って煮込まれたインド料理を指します。

スパイスの歴史は5000年以上前、インダス文明の時代まで遡ると言われています。エジプトや中南米の国々との交易を境に、さまざまなスパイスやそれを使った料理がインドへ伝わり、今のインド料理の基礎を作ったそうです。

日本にカレーが伝わったのは明治時代です。当時インドを統治していたイギリスを経由し、イギリス料理のひとつとして「カレー」が伝わってきました。イギリスのカレーとは、航海中にシチューを食べていたイギリスの船乗りたちが、牛乳を使わずにシチューを日持ちさせられる方法として、スパイスを使ってアレンジしたものを指します。

インドカレーの種類は?

インドカレー屋さんへ行くと、メニュー名が長く、一体どんなカレーなのか日本人にはわかりづらい書き方をしていることも少なくありません。

インドカレーを含め、インド料理の記載方法は、食材+グレービーの順で書かれていることがほとんどです。グレービーとは肉汁から作るソースを意味しますが、インド料理のメニュー上ではカレーを指します。

例えば、チキンマサラなら、「新鮮な骨なしチキンのスパイシーなトマト・グレービー(カレー)」。バターチキンなら、「たっぷりトマトとバターで煮込んだやわらかチキンのグレービー(カレー)」というように表記されます。

インドカレーの作り方

インドカレーを語る上で欠かせないスパイスの存在。自宅でインドカレーを作る際には、どんなスパイスを用意するといいのでしょうか?

インドカレーを作るとき、基本となるスパイスは、クミンシード、パプリカ、ターメリック、カイエンペッパーの4つ。これにカレーの種類やお好みに合わせて、ほかのスパイスを足していきます。

作り方はとてもシンプル。ホールスパイスを油で炒めて、そこへ玉ねぎやトマト、お肉を入れます。小麦粉は使わず、スパイスと野菜、お肉のみで調理するのがポイントです。

お家で作れるインドカレーのレシピ7選

1. ほうれん草で作る。緑のインドカレー

「サグカレー」とも呼ばれる、ほうれん草で作るインドカレーです。具材はチキンのみのシンプルなレシピです。隠し味に中華調味料のウェイパーを使って、チキンの旨味をしっかりと出しています。
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