本格的なインドカレーの作り方

基本となるスパイスはターメリックとクミン、コリアンダーの粉末。そこに粉唐辛子かチリパウダーを加えた、4種類がスタンダードです。シナモンやカルダモン、クローブのホールスパイスをプラスすると、さらに香りと風味の良い仕上がりに。

これらでキーマカレーを作ってみましょう。ホールスパイスを炒めて油に香りを移し、刻んだにんにくとしょうが、玉ねぎを入れます。玉ねぎが茶色になったらトマトを加えて、くたっとするまで炒め、4種のスパイスを混ぜ合わせれば基本のグレービーが完成です。

グレービーにひき肉を加え、無糖ヨーグルトで仕上げれば、本格的なキーマカレーのできあがり。ホールスパイスも食べられますが、食感が気になるようなら取り除いてください。
インドカレーに欠かせない漬物アチャール▼

おうちで作れるインドカレーのレシピ5選

1. 温泉卵のせ。4種のスパイスで作るキーマカレー

ホールスパイスを使うキーマカレーの作り方は、すでに紹介しましたが、こちらはパウダースパイスだけで作るレシピです。スパイスが少ないので調理はわりと簡単なうえ、セロリと温泉卵入りの変わり種バージョン。とろりとした卵黄がたまりません。

2. コクと旨味たっぷり。バターチキンカレー

子どもから大人まで人気のバターチキンカレーは、スパイス慣れしていない日本人でも、食べやすいインドカレーのひとつ。風味豊かでまろやかなバターの甘味、鶏もも肉のコクと旨味がやみつきになります。 市販のカレー粉とガラムマサラを使うため、わりと作りやすいレシピです。

3. スパイス香る。本格的なインド豆のカレー

8種類ものスパイスを使って、インド産の豆と豚バラ肉、カットトマト缶でカレーを作ります。レシピでは乾燥豆を水で戻しますが、面倒ならひよこ豆や大豆水煮を使用してもOK。最後にトッピングするクリームチーズで、コクが増しておいしいですよ。

4. ホクホク。じゃがいもとほうれん草のインドカレー

半分にカットした大きめのゴロゴロじゃがいもと、ほうれん草の緑色が鮮やかな、本格的なインドカレーの作り方です。クミンやターメリック、ガラムマサラなどを入れるスパイシー味わいながら、生クリームを加えるので意外とマイルド。肉なしでも、ボリューム満点で食べごたえがあります。

5. 南インド風。スパイス控えめなフィッシュカレー

日本では濃厚な北インドのカレーがポピュラーですが、最近はさらりとしたスープカレー風の南インド料理が人気。そのなかには、魚を具材にするカレーがあります。カレーリーフ、ココナッツミルクを多用する南インド風のカレーに、めかじきの切り身を入れるレシピです。
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