使い分けたい!「みりん」と「みりん風調味料」の違いとは?

わたしたちが普段見ている「みりん」と「みりん風調味料」には、いったいどのような違いがあるのでしょうか?どうやら料理によって、使い分けができるみたいですよ。きちんとその違いを知り、あなたも料理上手になりましょう!

「みりん」と「みりん風調味料」は違う?

いきなりですが、みなさんは「みりん(本みりん)」と「みりん風調味料」の違いをご存知ですか?
どちらも普通にスーパーで見かけ、同じものとして使っているという方が多いと思いますが……改めて考えてみると、名前が違うということは異なる調味料なのでしょうか?もし、原料や成分、特徴などが違うなら、その使い方も異なってきそうですよね。

そこで今回は、「みりん」と「みりん風調味料」の違いについてお話ししたいと思います。

それぞれの原料は?

みりんの原料は、もち米・米こうじ・焼酎

みりんは、もち米・米こうじ・焼酎から造られています。
これらを混ぜ合わせて3ヶ月ほど熟成し、ろ過したものがみりんとなって販売されるのです。みりんは甘みをプラスする調味料として使われることが多いですが、これは熟成している間に糖分が生成されているためです。

みりん風調味料の原料は、水あめやぶどう糖

一方でみりん風調味料も、米や米こうじが原料となっているのですが、もっとも異なるのは水あめやぶどう糖などの糖類を混ぜていること。さすが、みりん“風”と名乗っているだけあり、みりん特有の甘みを糖類を加えることによって表現しているのです。

大きな違いは、アルコールの有無

原料の異なる「みりん」と「みりん風調味料」ですが、一番の違いはアルコールがあるかないかということ。みりんがアルコール分15度くらいなのに対し、みりん風調味料は1度未満なのです。

さらに、みりんにはお酒と同じほどのアルコール分が含まれているので、なんと酒税がかかってしまいます。そのことも、覚えておきたい事実ですね。

どのような料理に適している?

みりんとみりん風調味料の違いが分かったところで、実際にはどのように使い分ければいいのでしょうか。味や風味に大きな違いはないものの、糖分の量やアルコールの有無で、適している料理は変わってきます。

みりん

みりんにはアルコールが含まれているので、お肉やお魚の生臭さを消したり、煮崩れの防止、食材に旨味を染み込ませるなどの効果があります。なので、最適なのは煮物料理。肉じゃがなどを作っているときに「少し甘みがほしいな」と思ったら、みりんを入れましょう。

みりん風調味料

みりん風調味料の特徴は、なんといってもアルコールがほぼないに等しいこと。また、糖分もみりんより多いので、“てり”や“つや”を出すのにすぐれています。なので、ブリの照り焼きなどを作る際にはこちらを使いましょう。

また、アルコールに弱い方や小さいお子さまがいるご家庭では、みりんではなくみりん風調味料を使うのが安全かもしれません。とは言え、みりんもきちんと加熱すればOKなので、使い勝手のいいほうを選んでくださいね。

おわりに

いかがでしたか?
「みりん」と「みりん風調味料」の違いは、含まれている成分にあったのですね。これからは、それぞれの特徴をしっかりと把握し、料理によってきちんと使い分けをしてみましょう。これであなたも、料理の幅が広がること間違いなし!

ちなみに、飲用に焼酎をプラスした「本直し」や、酒税がかからないよう食塩を加えた「加塩みりん」などもあるので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。

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