
ライター : ちあき
育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも大好きです。母になっても好奇心を大切にしていきたいと常々思っています。みんながハッピーになれるグルメ情報が…もっとみる
そうめんの薬味の存在感
夏の定番、そうめん。皆さんはそうめんの薬味として何を入れていますか?存在感がないと思われがちな薬味ですが、あるとないとでは大違いなのです。
例えば、薬味には彩りをよくし、食欲を促進する効果が期待できます。白一色のそうめんに、ネギや海苔で色を足すと、格段に見た目が変わります。また、青シソやごまなどは、風味をきかせて爽やかにしてくれます。
薬味は少量ですが、色々な薬味を組み合わせてトッピングすることができ、そうめんだけでは不足しがちな栄養素を補ってくれるのも薬味の役割の一つです。このように彩りだけに限らず利点がたくさんある薬味ですが、どんな薬味を入れるとおいしく飽きずにいただけるのでしょうか。今回はおすすめの薬味をいくつかご紹介します。
定番の薬味といえば?
そうめんの定番の薬味といえば、ネギやショウガが代表的です。ネギには、そのまま食べることができる薬味ネギや、少し辛みのある青ねぎなどが使われることが多くあります。
ネギは細かく刻んでそうめんに加えると彩りや風味が良くなります。また、ネギには消化液の分泌を促進してくれる成分が含まれているので、食欲不振になりがちな夏に用いたい食材です。
またショウガは、殺菌作用と身体を温める作用があります。熱い夏は、冷たいそうめんが食べたくなると思いますが、ショウガと一緒に食べると身体の芯を冷やすことなく、消化器官を守ってくれるのだとか。
他にもミョウガ、大葉、紅葉おろしや大根おろしなども、そうめんによく合う定番の一つではないかと思います。これらの薬味もネギやショウガと同様に彩りや風味がプラスされ、そうめんをよりおいしくいただく役割をしてくれます。
ツルツルいける!野菜の薬味4つ!
そうめんはシンプルな味だからこそ、色々とアレンジして楽しむことができます。ネギやショウガなどの定番の薬味では少しボリュームが足りない、もう少し栄養をプラスしたいという方におすすめの薬味と食べ方をご紹介します。
どれも簡単にアレンジができ、食欲がないときでもツルツルと食べやすいものばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。
1. トマト
トマトは彩りがよくなるだけでなく、酸味が食欲を促進させてくれます。また、トマトは夏野菜の一つですので、夏に不足しがちなビタミン類とミネラルを豊富に含んでいます。みょうがや大葉などと組み合わせて一緒に食べてもおいしいです。
そうめん一人分に対して、プチトマト5〜6個程を半分にカットして加えると良いでしょう。大きいトマトの場合は、トマト半分程を角切りにして加えても良いですね。
2. オクラ
オクラのネバネバ感がよくそうめんに絡み、食欲のないときでもさっぱりとしていて食べやすいです。細かく切れば切る程、ネバネバ感が強くなり、のど越しも良くなります。お好みに合わせて切り方を変えてみるのも良いかもしれませんね。そうめん一人分に対してオクラ三本ほど加えると良いでしょう。
また、そうめんの薬味としてオクラの他に、納豆やとろろ昆布などのネバネバした食材を加えれば、栄養満点の食べ応えのあるそうめんにできます。
3. 玉ねぎ
玉ねぎの辛み、甘み、そして食感がそうめんにとても良く合い、より美味しくいただくことができます。そうめん一人分に対して、玉ねぎ1/4個をスライスまたはみじん切りにしてトッピングすると良いと思います。切ったあとに水にさらすと、辛さが軽減されます。
水にさらしても辛みが強い場合は、カットした後に電子レンジで少し熱を加えると辛みが少なくなりますよ。
特集
FEATURE CONTENTS