ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

エリンギの保存方法知ってる?

Photo by 稲吉永恵

弾力のある食感が特徴のエリンギ。季節や地域を問わず、年間を通してリーズナブルに購入できるきのこのひとつです。クセの少ないエリンギは、和洋中どのジャンルの料理にも取り入れやすいことから、常備しているというご家庭も多いのではないでしょうか。

でも、パックに入れたまま放置していたら、気がついたらしんなりして傷んでいた……という経験はありませんか?この記事では、エリンギの保存方法を徹底解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

エリンギは洗わず保存が基本!

エリンギに限ったことではありませんが、きのこ類にとって水は大敵です。そのため、洗わずのそのまま調理することをおすすめします。 洗わずに調理するなんて・・・と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、スーパーなどで売られているきのこ類のほとんどは、工場栽培品で、エリンギもその例外ではありません。したがって、それほど過度に心配する必要はなく、もしも汚れなどが見つかっても、洗ったりせずにキッチンペーパーなどで軽く拭うだけで十分です。 また、常温での保存も、冬場であれば少しの間は問題ありませんが、気温や、特に湿度が高ければあっと言う間に傷んでしまいます。詳しい保存方法については、次にご紹介しましょう。

カットせずに冷蔵庫で保存

Photo by 稲吉永恵

準備するもの

・キッチンペーパーまたは新聞紙
・ポリ袋

手順

1. エリンギをパック(トレー)から出します。
2. エリンギをひとつずつ新聞紙かキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れます。
3. 冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。

気温の低い冬場は、常温でも保存できない訳ではありませんが、非常に傷みやすいです。エリンギは水分にも弱いため、必ずパックから取り出し、冷蔵庫の中でも温度の変化が少ない野菜室に入れましょう。

保存期間

そのままのエリンギを冷蔵庫で保管する際の目安は、5~7日です。ただし、これはあくまでも目安です。特に冷蔵庫の場合は、扉を開閉するごとに空気が入って、少しずつ酸化していきます。食べるもしくは調理する前は、必ず見た目やにおいなどを確認しましょう。

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