2. 大豆

大豆には、「アルギニン」というアミノ酸の一種が含まれています。このアルギニン、実はカフェインの覚醒作用を高める作用が、実験により明らかになっています。(※2)例えばコーヒーにきな粉を加えるなどの工夫をすると、眠気対策になりそうですね。

3. アーモンド

前述したとおり、食後の急激な血糖値の変動(低血糖状態)で、わたしたちは眠気を覚えます。そこでおすすめなのが、アーモンド。アーモンドを食事と一緒に摂取すると、血糖値の上昇が緩やかになることが分かっているんです。(※3)血糖値の急降下を抑えることができれば、眠気も緩和されるでしょう。

4. 唐辛子

眠気を覚ます食べ物として、辛い刺激物があります。その代表的なものと言えば「唐辛子」です。唐辛子にはカプサイシンという成分が含まれており、交感神経に作用することで集中力を高める作用が期待できます。(※4) ただし、胃腸が弱い方などは、刺激物をとると腹痛などの原因になるので、摂取し過ぎないように注意しましょう。

5. わさび

刺激的な食材でいうと、わさびも当てはまります。わさびに含まれる辛味成分にもまた、集中力を高める働きがあるようです。(※4)しかし、唐辛子同様に過剰摂取は腹痛などの原因になるため、気をつけましょう。

噛むことで眠気を覚ます食べ物2選

6. ガム

眠くなったらガムを噛むというのは、一般的に知られていることですよね。噛む(咀嚼)という動作には、脳内の血流を良くし、脳を活性化させることにつながります。(※5)脳のあらゆる部分が活発化するので、眠気を覚ます効果が期待されます。

7. スルメ

ガムと同様に、噛む動作によって脳の活性化を図る食べ物に、「スルメ」があります。噛めば噛むほど味が出てくるスルメは、ぜひ眠気覚ましに活用したいですね。ただし、スルメは匂いに注意してください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ