寝る前におすすめの飲み物＆睡眠の質を高めるコツ【管理栄養士解説】

ライター : 塚本晴香

管理栄養士 / webライター

いつものだしを「えびだし」に変えるだけ。香り高いお味噌汁に！

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寝る前、何を飲むといい？

皆さんは、寝る前に何を飲むことが多いですか？温めた牛乳に安眠作用が期待できることで有名ですよね。

このように、実は寝る前の飲み物と睡眠には深い繋がりがあるんです。では、牛乳のほかにも睡眠をサポートする飲み物があるのか、具体的にみていきましょう。（※1）

寝る前の飲み物上手な選び方

ポイント

寝る1〜2時間前なら温かい飲み物を
寝る直前なら常温の水やお茶（ノンカフェイン）を
カフェインやアルコールは避ける

寝る1〜2時間前なら温かい飲み物を

私たち人間は、深部体温（体の内部の温度）が低下する際に眠気を感じます。そのため寝る1～2時間前なら体温を上げる温かい飲み物がおすすめ。自然な眠気により、睡眠リズムが作られます。また、体が温まると副交感神経が優位になり、心が落ち着きますよ。（※2,3,4）

寝る直前なら常温の水やお茶（ノンカフェイン）を

深部体温が下がるときに眠気を感じるため、寝る直前の場合は常温の飲み物がおすすめです。なぜなら、温かい飲み物を飲むと深部体温が上がりすぎうまく寝られないおそれがあるため。寝るまでの時間を逆算して、飲む温度を意識しましょう。（※2,3）

カフェインやアルコールは避ける

コーヒーや緑茶・エナジードリンクなどに含まれているカフェイン。カフェインには、眠りを妨げる作用があるため寝る前（4時間前まで）に飲むのはやめましょう。

アルコールに関しては、一時的に眠気を誘いますが夜中に目が覚めやすくなるおそれが。利尿作用もあるため、トイレに起きることもあります。寝酒という言葉もありますが、寝る前のアルコールは避けるのが無難です。（※5）