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お風呂とお酒の危ない関係
毎日子育てや仕事に追われて夜遅く家に帰ってきても、ゆっくりと熱いお風呂に入って疲れをとりたいものですよね。週末を利用して、近場の温泉旅行へでかける人もいるかもしれませんね。
雪降る季節は、露天風呂に入りながら雪見酒、なんて憧れている方も多いのではないでしょうか。
でもその1杯がじつは体にとってはとても危険なんです!お酒を飲んだ直後の入浴は、最悪の場合命に関わることもあります。今回は、お酒とお風呂の危ない関係について調べてみたいと思います。
飲酒後のお風呂は危険?
シーズンごとに飲み会が多くなる時期がありますよね。忘年会、新年会、歓迎会など、お酒をたくさん飲んでしまったら、明日に残らないようにお風呂に入ってからぐっすり寝たいと思いますよね。
でも、それは、お酒を飲んでからどれくらい時間が経っていますか?また、お水はどれくらい摂っているでしょうか。
特に冬場はお風呂場で脳疾患や心疾患等で倒れる方があとを絶ちません。どんな危険が潜んでいるのか、しっかり知ってお酒とお風呂と賢く付き合いましょう。
なぜ危険なの?
血行がよくなって酔いがまわる
お風呂に入ると体の血行がよくなります。これがアルコールを飲んだ後の場合、よくなった血行に乗ってアルコールが体中に早くまわります。ですから、普段お酒に強い方が酔いをさますつもりで入っても、逆に酔いを深めてしまい、大変危険なのです。
心臓や脳への血流が減る
お風呂に入ると、全身の血行がよくなることは先にも書きましたが、全身の血行がよくなると普段は細い毛細血管も拡張します。拡張した場所に血液が流れていくことで、肝心な心臓や脳への血流が減ってしまうことがあります。
これによって重大な疾患を引き起こすこともありえます。自分は大丈夫、と思っていても体は密かに悲鳴をあげているかもしれません。
血圧が下がりすぎてしまう
人間の体はお酒を飲んだ直後は血圧がいっとき下がります。そして、お風呂などのお湯に浸かっている時も血圧は下がります。これが相乗効果になって、血圧が下がりすぎて最悪の場合は気を失い、お風呂で溺れてしまうことがあるのです。
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