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ノンアルコールビールですっきり快眠!
夜、ベッドへ入る前に、何を飲んでいますか?ホットミルク、ハーブティー、白湯……どれもリラックスして眠るためのスイッチになりますよね。今回、快眠ドリンクとして新たに「ノンアルコールビール」をおすすめします!なぜノンアルコールなのか、なぜビールなのか。どちらも深い理由があるんですよ。
寝る前のアルコールはNG!
晩ご飯でビールを飲んだり、寝る前にテレビを見ながらビールを飲むという人、多いですよね。「ビールを飲むとぐっすり眠れる!」と感じているなら、それは半分正しく、半分間違っています。
アルコールには、血行を促進する効果や、不安を抑え緊張をほぐす効果があります。さらに、摂取直後に体温を一気に下げるため、強い眠気を感じやすくなるのです。飲み会で眠くなった、という経験があるのでは?
しかし、アルコールは摂取してから肝臓内で、アセトアルデヒドという毒素に分解され、血中アルコール濃度が高まると、副交感神経を刺激して体温を上げてしまいます。睡眠中に優位に働く副交感神経が刺激されると、睡眠の質が落ちることに。さらに、アルコールの利尿効果によってトイレに行きたくなったり、脱水効果によってのどが渇くことで、夜中に目が覚めてしまい、落ち着いて眠り続けることができないのです。
ノンアルコールビールが睡眠をサポート!
ホップとGABAでリラックス!
ビールの心地よい苦みと爽やかな香りの元である「ホップ」。ビールの味わいを再現するために、ノンアルコールビールにも入っているハーブです。このホップには鎮静作用があるためリラックス効果を期待できます。
ホップと同じくビールの原料である麦芽には、GABAというアミノ酸の一種も含まれています。ビールの旨味成分ですね。GABAには、脳を落ち着かせるα波を増やして副交感神経を優位に導き、リラックス状態にする働きがあります。食べるだけでリラックスできるGABA入りのチョコレートが売られていますよね。
安眠をジャマするアルコールが入っていない!
ノンアルコールビールは、質の良い睡眠を保つ副交感神経を刺激することも、利尿作用と喉の渇きで夜中に目覚めることもないので、睡眠を妨げずに安心してホップとGABAを取り入れることができます。アルコールのような依存性もありません。
ダイエットにも効果的
GABAには、血糖値の上昇を抑えるインシュリンの働きを助けて、コレステロールや中性脂肪の増加を抑える働きがあります。しかし、ビールに含まれる炭酸ガスやホップの苦味成分が胃壁を刺激することで食欲が増進することもわかっているので、飲み過ぎには注意しましょうね。
女性の悩みのケアにも
ホップには、女性ホルモンに似た作用をもつ「フィストロゲン」が含まれています。この働きで、生理痛などの症状を緩和することができると言われています。
さらに、ビールやノンアルコールビールに含まれる麦芽にはビタミンB郡も含まれていて、美しい皮膚や髪の毛などの成長をサポートしてくれます。ビールを飲むだけで美しくなれるなんて不思議ですね!
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