朝の食卓の大定番!牛乳は体に悪いってうそ?ほんと?

古くから栄養豊富で健康にいい、と言われてきた牛乳が体に悪いと言われ始めていることをご存じですか? 給食などでも毎日のように食卓にのぼる牛乳が、体に悪いとはにわかには信じられないですね。牛乳が体に悪いという、その背景はどこにあるのでしょうか?

2019年3月1日 更新

「牛乳は体に悪い」という噂

牛乳といえばカルシウムを筆頭に、豊富な栄養素を持つ飲み物の代表ですね。学校の給食でも、毎日のように出てきたものです。ところが、最近、牛乳は体に悪いという意見が注目されていることをご存じですか?

牛乳は健康にいいとされる身近な飲み物です。とくに小さなお子様は口にする頻度が高いものですから、"体に悪い"と言われると、子どもを持つお母さん方はドキッとしてしまいますね。牛乳が体に悪いと言われるようになった背景には、どんな経緯があるのでしょうか。

なぜ牛乳は体に悪いと言われているの?

牛乳が体に悪いと大々的に言われ始めたきっかけは、2005年発行のベストセラー本である、新谷弘実さんの「病気にならない生き方」だと言われています。それまでも、牛乳が健康によくないとされる説はぽつぽつとあったものの、胃腸内視鏡の外科医が著書のなかで、"牛乳が体に悪い"と主張したことから注目を集めるようになったのです。

ベストセラー本になったことで、筆者がテレビなどのマスコミに取り上げられる機会も多くなりました。なかでも"牛乳が体に悪い"という主張は、それまでの常識をくつがえす衝撃的な内容だったため、ひんぱんに取り上げられました。

マクロビオティックも原因のひとつ

また、その数年前、聖書に次ぐベストセラーと言われている育児書の改訂版のなかでも、「乳製品は2歳以降は必要ない」と訂正されました。

この育児書の著者自身が体調を崩し、乳製品を含むすべての動物性食品の摂取をやめるマクロビオティックを実践したことで、体調が回復したため、人間には動物性たんぱく質は不要とする考え方に変わったことが原因だと言われています。

マクロビオティックは牛乳のみならず、すべての動物性食品を必要ないと考えており、著者は牛乳だけが体に悪いと言っているわけではないのですが、支持者の多い育児書の著者が提言したことによって、その反響が大きかったのです。

実際のところはどうなの?

実は現在、牛乳が体に悪いとする研究報告はなされていません。科学的根拠がないのです。そのため、現在では、牛乳は"体に悪い"とする側と"健康にいい"と主張する側が真っ向から対立している状態なのです。
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