朝の食卓の大定番!牛乳は体に悪いってうそ?ほんと?

古くから栄養豊富で健康にいい、と言われてきた牛乳が体に悪いと言われ始めていることをご存じですか? 給食などでも毎日のように食卓にのぼる牛乳が、体に悪いとはにわかには信じられないですね。牛乳が体に悪いという、その背景はどこにあるのでしょうか?

2019年3月1日 更新

牛乳は骨をもろくする?

牛乳の栄養といえば、カルシウムを連想する方が多いことでしょう。カルシウムは骨を形成する重要な栄養素のひとつですが、牛乳を飲むことによって骨を丈夫にするどころか、反対にもろくするという意見があるのです。

牛乳に含まれる「リン」が関係

牛乳が骨をもろくするという説に大きく関係しているのが、牛乳に多く含まれるリンの存在です。リンは骨の形成には必要な要素ですが、大量に摂取するとカルシウムの吸収を妨げてしまう恐れがあります。

とは言っても、牛乳に含まれているリンの量は、100mlあたり93mg。(※1)一日の目安量が、18歳以上の男性で1,000mg、18歳以上の女性で800mgとされている(※2)ので、牛乳だけでリンの摂り過ぎになるのは考えにくいでしょう。

しかし最近では、リンが食品添加物として加工食品に使われるケースが多いため、その点においてはリンの過剰摂取に気をつけなければなりません。

虫歯になりやすくなる?

寝る前に牛乳を飲むという方は、多いのではないでしょうか。そんななか、牛乳を飲むことで虫歯になりやすくなるのであれば、大変なことです。

乳糖が虫歯の原因に

虫歯は、口の中にあるミュータンス菌と糖が反応して酸を作り出すことで起こります。

牛乳には、乳糖(ラクトース)という糖が含まれています。乳糖は虫歯になりにくい糖と言われていますが、虫歯にならないわけではありません。とくに、夜間は唾液の分泌量が減るため、歯磨きをせずに寝てしまうことで、牛乳が虫歯の原因になることはおおいに考えられます。

寝る前に牛乳を飲んだ際には、必ず歯を磨いてから寝るようにしましょう。

だけど牛乳は栄養満点!

牛乳は、栄養素密度が高く、カルシウムをはじめ、たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミンなど、成長期に必要な栄養をバランスよく含んだ準完全栄養食品です。さらに、栄養素密度が高い食品のため、少ないカロリーで栄養素を効率よく摂れる食品なんですよ。

牛乳は良質なたんぱく源になる

牛乳は、良質なたんぱく質の摂取に向いています。とくに、「多機能たんぱく質」とも呼ばれるラクトフェリンという糖たんぱく質が豊富。

ラクトフェリンは、近年注目を集めている栄養成分で、抗菌作用や免疫細胞の活性化による免疫力アップの効果、さらに、悪玉菌の働きを抑制することによる腸内環境改善の効果などが期待されている栄養成分なのです。(※3)
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