ライター : 林まどか

管理栄養士/WEBライター

監修者 : 竹内 弘久

杏林大学医学部付属病院 外科医

「風邪かも……」と思ったらコンビニへ!

風邪とひとことで言っても喉が腫れて固形物が食べられない、倦怠感がある、お腹の調子が悪いなど症状はさまざまです。少しでも食欲があるのであれば、消化によくて症状の回復に役立つたんぱく質やビタミン類が摂れるものを選んで食べたいですね。

しかし、体調が悪いときに料理するのは大変なので、そんなときはわたしたちの身近にあるコンビニを活用しましょう。こちらの記事では風邪を引いたときの食事のポイントと、コンビニで購入できるおすすめ商品をご紹介します。(※1)

風邪のときの食事のポイント

少しでも早く体調を戻したいのであれば、まずは休息が大切です。そして、風邪のときは胃腸機能が低下しているため、消化によい食材や調理法を選ぶとよいですね。

たとえば風邪の引きはじめでゾクゾクと寒気がある場合、温かいうどんやおかゆは胃腸にやさしいだけでなく、消耗しやすいエネルギーの補給に役立ちます。(※1)

食欲があるなら。風邪のときのコンビニめし6選

一覧

  1. レトルトのおかゆ
  2. 雑炊
  3. 豆腐
  4. しょうが入りカップスープ
  5. 鍋焼きうどん
  6. 温泉卵

レトルトのおかゆ

トロトロに煮込まれたおかゆは消化しやすく、水分が多いので喉が痛くて飲み込むのがつらいときでも食べやすいためおすすめです。シンプルな白かゆよりは、鮭や卵の入ったもののほうがたんぱく質を多く含みます。

レトルトのおかゆは賞味期限も比較的長いため、多めに買ってストックしておくと便利です。(※1,2,3,4)

雑炊

ある程度食欲があったり固形物が飲み込めたりするなら、おかゆよりもたっぷり具材が入った雑炊がいいでしょう。具材の野菜や魚などからビタミン類やたんぱく質が摂取できるため、より体の回復に役立ちます。

雑炊は具材がやわらかく煮込まれており、たんぱく源に比較的脂質の少ない鶏肉・白身魚・卵が使われていることが多く消化によいです。そのため、胃腸機能が低下しやすい風邪のときのメニューにピッタリです。(※1)

豆腐

なめらかな口当たりの豆腐は喉が炎症を起こしているときや食欲がないときでも食べやすく、たんぱく質の補給にも役立ちます。そのまま食べてもいいですが、しょうがやねぎをたっぷりかけて湯豆腐としていただくと、体が温まります。値段がリーズナブルなのも、嬉しいですね。(※1,5)
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