ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

監修者 : 竹内 弘久

杏林大学医学部付属病院 外科医

「風邪かも……」と思ったらコンビニへ!

風邪とひとことで言っても、お腹の調子が悪くて何も食べられなかったり、喉が腫れてしまって固形物が食べられないなど、症状はさまざまです。 しかし、少しでも食欲があるのであれば、消化にいいものを選んで食べたいですね。そこで、この記事では風邪を引いたときの食事のポイントと、わたしたちの身近にあるコンビニで購入できるおすすめ食品をご紹介します。

風邪のときの食事のポイント

少しでも早く体調を戻したいのであれば、まずは休息。体を休めると同時にできるだけ消化によく、刺激の少ないものを食べましょう。また、風邪の引きはじめでゾクゾクと寒気がある場合、うどんやスープなどの温かいものがおすすめ。

食欲があるなら。風邪のときのコンビニめし5選

1. レトルトのおかゆ

電子レンジでも温められるレトルトのおかゆは、賞味期限も比較的長いため、少し多めに買ってストックしておくと便利です。 おかゆは消化によく、喉が痛くて飲み込むのがつらいときでも食べやすいのでおすすめ。シンプルな白がゆでもいいですが、食欲があるのであれば梅や鮭、卵がゆのほうが、ビタミンやたんぱく質などの栄養補給ができます。

2. 雑炊

そこそこ食欲があったり、風邪が回復傾向にあるのであれば、おかゆよりも魚や野菜が食べられる雑炊がいいでしょう。 風邪は、熱自体はすぐに下がってもまだ体は完全に回復していないことが多く、そのときに刺激の強いものや油っぽいものを食べてしまうと、胃に負担がかかります。消化がよく、またおかゆよりも野菜がたっぷり摂れる雑炊で、しっかり体を回復させましょう。

3. 豆腐

たんぱく質が豊富でなめらかな口当たりの豆腐は、喉が炎症を起こしているときでも食べやすいです。味噌汁として食べてもいいですが、生姜やネギなどたっぷりの薬味とともに、湯豆腐としていただくと温まりますよ。値段がリーズナブルなのも、嬉しいですよね。
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