スポーツドリンク

風邪のときは発熱による発汗や鼻水、下痢や嘔吐などで水分が体の外に出ることが多いため、こまめな水分補給が必要です。スポーツドリンクは水やお茶よりも効率よく水分が補給でき、糖分が発熱やひどいせきなどで消耗したエネルギーの補給にも役立ちます。

汗をかく量が多いときや下痢や嘔吐で脱水症状がみられるときはスポーツドリンクよりもより水分の吸収速度・吸収率のよい経口補水液のほうが適しています。(※1,11)

栄養ドリンク

風邪の症状がある程度落ち着き、そろそろ職場や学校に復帰しなければならないけど、体にだるさが残りまだ本調子ではない……そんなときは、栄養ドリンクです。

ビタミンB群やたんぱく質の構成成分のアミノ酸などの栄養素がバランスよく含まれているため、手早く栄養補給ができます。ただし、風邪薬服用中の飲用は避けるか、念のため医師や薬剤師の判断を仰ぎましょう。(※12)

はちみつレモン、ホットレモネード

はちみつは殺菌作用について研究が進められていることに加え、糖質を主成分としているため、エネルギー補給に役立つ食品です。レモンに豊富なビタミンCは粘膜の健康維持や抵抗力を高める作用があるため、風邪の回復に役立ちます。

はちみつレモンやレモネードは体を温めてくれるうえに、喉の痛みがある風邪のときにおすすめしたい飲み物です。ただし、はちみつにはボツリヌス菌が含まれている可能性があるため、1歳未満の乳児には与えないように注意してください。(※1)

あまり食べられないなら。風邪のときの軽い食べ物5選

一覧

  1. 果肉入りゼリー
  2. ヨーグルト
  3. バニラアイス
  4. プリン
  5. フルーツ

果肉入りゼリー

ビタミンCが豊富でエネルギー源となるフルーツは風邪のときにおすすめですが、喉が痛いときだと食べにくいこともあります。

そんなとき比較的食べやすいのが果肉入りゼリーです。ツルっとした食感で喉越しもよく、食欲のないときでも食べやすいため常備しておくといいでしょう。(※1)

ヨーグルト

カルシウムやたんぱく質が豊富でほどよい酸味とやさしい甘みのヨーグルトは、風邪のときにぴったり。ギリシャヨーグルトならより多くのたんぱく質を摂取できます。

バナナやキウイなど、フルーツと一緒に食べるのもいいですね。胃腸への負担を軽くするために、冷蔵庫から出してすぐ食べるのではなく、少し常温に戻してから食べるとよいでしょう。(※1,13,14)
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