実はすごい「ヘパリーゼ」の効果効能！風邪のひきはじめにも

「ヘパリーゼ」とは？

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二日酔い対策に役立つドリンクとして知られる「ヘパリーゼ」。ゼリヤ新薬から販売されている栄養剤で、主にたんぱく質を消化吸収しやすい状態にした肝臓水解物と新陳代謝を促すビタミン・生薬などが配合されています。疲れや朝のだるさを感じたとき、元気を出したいときなどに役立つ医薬品です。（※1）

つらい二日酔いはこれで防ぐ！管理栄養士がおすすめする食べ物や飲み物

楽しいお酒の席の翌日にやってくる二日酔い。できれば事前に二日酔いにならないよう予防できたらうれしいですよね。そこで今回は、管理栄養士が二日酔い予防におすすめの食べ物についてや水分補給についてを紹介します。つらい二日酔いも上手に防いでお酒の席を楽しみましょう♪

「ヘパリーゼ」の効果とは

効果

疲れをやわらげる
胃腸のはたらきを助ける
風邪のひきはじめに役立つ
解毒機能をアップさせる
栄養補給に役立つ

疲れをやわらげる

栄養バランスの偏った食事によりたんぱく質の摂取量が少なくなると、肝臓のエネルギー源不足を招いて疲れの原因に。ヘパリーゼには、たんぱく質を消化吸収しやすい形に変えた「肝臓水解物」が豊富に含まれています。効率よく栄養を吸収することで肝臓でのエネルギー産生が正常におこなわれ、疲れにくくなりますよ。（※1,2）

胃腸のはたらきを助ける

胃腸の機能低下は、栄養の吸収不良を引き起こす原因に。ヘパリーゼは、胃腸に作用する「ビャクジュ」や「ケイヒ」などの生薬に加え、栄養を消化吸収しやすくした「肝臓水解物」を含有。弱った胃腸のはたらきを元気にしたいとき、ヘパリーゼのこれらの成分が役立ちます。（※1,2,3）

風邪のひきはじめに役立つ

製品により配合成分は異なりますが、ヘパリーゼには「ジオウ」や「イカリソウ」などの健康に役立つ生薬がたっぷり。風邪のひきはじめにだるいと感じたときは、これらの成分が身体に作用します。十分な睡眠や食事と合わせれば、風邪対策にばっちりです。（※4）

肝臓の解毒機能をアップさせる

肝臓のはたらきのひとつに、有害物質を解毒する作用があります。過度の飲酒は、アルコールを処理する肝臓を疲れさせる原因に。肝臓の機能が低下することで解毒作用が遅くなり、エネルギー産生が滞ってしまします。ヘパリーゼの「肝臓水解物」は細胞の生まれ変わりをサポートしているため、常に生まれ変わりを繰り返している肝臓を元気にしてくれますよ。（※2,5）

栄養補給に役立つ

天然のレバーを体内に吸収しやすい形にした「肝臓水解物」により、アミノ酸や核酸前駆物質などの栄養を効率よく補給できます。さらに、ビタミンEやビタミンB2といったビタミン類も含まれ、疲れた身体への栄養チャージにも。栄養が足りていないと感じる忙しいときに活躍してくれます。（※5,6）

ヘパリーゼの効果に関するQ＆A

ヘパリーゼは疲労にも効果がある？

ヘパリーゼには、筋肉細胞へのダメージをやわらげたり、体内での老廃物の除去を助けたりするタウリンという疲労に役立つ成分が含まれます。そのほか、肝臓のはたらきをサポートする生薬も数種類配合しており、これらの成分が内臓に作用することで疲れをやわらげてくれます。（※7,8）

ヘパリーゼが肌にいいって本当？

ヘパリーゼは、肌の荒れ・乾燥といった肌の不調によいはたらきをもたらしてくれます。なぜなら、ヘパリーゼには、皮膚や爪などの材料となるアミノ酸が含まれているからです。特に、体内で合成されない必須アミノ酸であるバリン・ロイシン・イソロイシンが理想的な比率で配合されているため、健康な肌の維持に役立ちますよ。（※9,10）

※製品によって含有成分が異なります。

ヘパリーゼの効果が出る時間は？

明確な時間は明記されていませんが、服用後、体内で吸収されてから作用が出はじめると考えられます。服用するタイミングは食後・食前いずれでも問題ないため、体調に合わせて適切な時間に服用するとよいでしょう。（※11）

ヘパリーゼを飲むおすすめのタイミングは？

飲酒の二日酔い対策に用いる場合は、飲酒前がおすすめです。なぜなら、アルコールは胃を通って小腸に入るとすぐに吸収されてしまうから。アルコールによるダメージから胃や肝臓を守るためには、吸収される前にあらかじめ服用しておくとよいですよ。（※12,13）

お酒を飲んだあとでも効果がある？

ヘパリーゼには肝臓水解物やアミノ酸、ビタミン類など肝臓にうれしい成分が豊富に含まれています。そのため、お酒を飲んだあとでも肝臓の細胞の生まれ変わりをサポートしてくれるという面から、その役割が期待できるでしょう。（※5,6）

ヘパリーゼドリンクⅡは一日に何本まで飲んでいい？

ヘパリーゼドリンクⅡは15才以上で一日1本まで服用していいです。飲みすぎや体質によっては副作用があらわれるおそれがあるため、適切な服用が大切。異常を感じた場合は医師や薬剤師に相談しましょう。（※14）

ウコンとヘパリーゼはどっちが効く？

ウコンは、ショウガ科の草の根由来の食品です。そのはたらきは肝臓を刺激して消化液の分泌を増やすこと。肝臓の機能を高めてくれます。

一方、ヘパリーゼはアミノ酸や生薬などを配合した栄養剤です。身体の栄養源となることで肝臓のはたらきを助けます。ウコンとヘパリーゼはそれぞれ肝臓に作用しますが、やや役割が異なるため用途に応じて飲み分けるとよいでしょう。（※1,5,15）