ライター : 長曽我部 真未

管理栄養士

「レモン水」とはどんな飲み物?

レモン水は、水にレモン果汁を混ぜるだけで作れる手軽なドリンク。レモンの爽やかな風味とすっきりとした味わいが魅力です。

レモン水にはむくみ対策や便秘対策などさまざまな作用があります。では、レモン水の作用や作り方について、詳しくみていきましょう。(※1,2,3,4,5)

レモン水にはさまざまな効果がある!

レモン水の効果

  1. むくみ対策
  2. 便秘対策
  3. 皮膚の健康を保つ
  4. 口臭対策
  5. 風邪対策に役立つ
  6. 食べ過ぎ対策
  7. リラックス作用

むくみ対策

レモンに含まれるカリウムには、細胞内液の浸透圧を一定に保ったり、ナトリウムを排出したりする作用があります。むくみの原因となる塩分の摂りすぎを調節してくれますよ。

カリウムはレモン可食部100gあたり130mg、レモン果汁では100gあたり100mg含まれています。(※1,2,6,7)

便秘対策

レモンに豊富に含まれるクエン酸やリンゴ酸、食物繊維には、腸を刺激して動きを高める作用があります。また、起床後にコップ1杯の水分を摂ることで、腸が活発に動き出すため、その際にレモン水にを飲むのがおすすめです。(※2,3,4,5)

皮膚の健康を保つ

レモンに含まれるビタミンCは、細胞間を結ぶたんぱく質である、コラーゲンの生成に欠かせません。皮膚のメラニン生成を抑えて日焼けを抑制する作用や、活性酸素から体を守る抗酸化作用も期待されています。したがって、ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持に役立ちますよ。

なお、レモンに含まれるビタミンCは、可食部100gあたり100mg、レモン果汁100gあたり50mgです。(※2,7,8,9)

口臭対策

レモンに含まれるクエン酸は、殺菌作用があります。口腔内の細菌を退治するため、細菌増殖が原因の口臭対策に役立ちますよ。

また、レモンを食べると唾液が出るという経験をしたことがある方もいるかもしれません。レモンは唾液の分泌を促し、唾液にも殺菌作用があるため、さらに口臭対策ができます。(※5,10)
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