ライター : 小嶋絵美

フードライター / 管理栄養士

夏バテ対策に朝ごはんを摂ろう!

夏は暑さで食欲が低下しやすいですが、朝ごはんをしっかり摂りましょう。栄養不足は夏バテの原因のひとつ。暑いからといって冷たい麺類ばかり食べると、食事が炭水化物に偏ってしまいます。

糖質をエネルギーに変えるビタミンB1は、肉や魚、卵に多いです。体内の水分量を調整するミネラルは野菜や果物に含まれます。食欲を促すためには、酸味や薬味も上手に活用しましょう。

それでは、夏バテ対策に役立つ、朝ごはんのレシピをご紹介します。(※1,2)

温冷どちらでも。焼きおにぎりのだし茶漬け

Photo by 小嶋絵美

調理時間 10

栄養情報(1人前あたり)

エネルギー
エネルギー
196kcal
たんぱく質
たんぱく質
6.5g
脂質
脂質
0.7g
炭水化物
炭水化物
43.5g
糖質
糖質
41.8g
糖質
食塩相当量
2.8g
出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
さらっと食べやすいだし茶漬けを、香ばしい焼きおにぎりで作ります。釜揚げしらすとオクラは、ビタミンB1、ミネラルを含む食材です。梅干しは胃腸の調子を整え、食欲を促すはたらきが期待できます。

暑い日には冷たいものが食べやすいですね。一方で、温かいものは胃腸への負担が少ないメリットがありますよ。このレシピは体調に合わせ、温冷どちらも楽しめるので、ぜひ作ってみてください。(※2,3,4,5)

材料(1人分)

コツ・ポイント

  1. 白だしを水で割れば冷たく、お湯で割れば温かく食べられます。
  2. のり、ねぎ、みょうがなどを、お好みでトッピングしてもおいしいです。

作り方

1.オクラを加熱してカットする

耐熱ガラス容器にオクラが2本入っている

Photo by 小嶋絵美

オクラはガクをとり、水洗いをして濡れたまま耐熱容器に入れます。ふわっとラップをかけ、電子レンジ600Wで50秒加熱します。
木製のまな板の上に輪切りのオクラが置かれている

Photo by 小嶋絵美

オクラを冷まし、幅5mmほどの輪切りにします。

2.焼きおにぎりを温める

白い皿に焼きおにぎりが2個のっている

Photo by 小嶋絵美

焼きおにぎり(冷凍)を耐熱皿にのせ、電子レンジで加熱します。各商品パッケージに記載されている加熱時間を参考にしてください。

3.器に盛り付けだし汁を注ぐ

深い白い器に焼きおにぎりが2個入っている

Photo by 小嶋絵美

深めの器に、焼きおにぎりを入れます。
白い器に焼きおにぎりのだし茶漬けが盛られている

Photo by 小嶋絵美

しらす、オクラ、梅干しをのせます。白だしと水(またはお湯)を合わせたものをかけて完成です。

夏バテ対策におすすめな朝ごはんレシピ5選

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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