ライター : 椛嶋 貴子

管理栄養士

しそ・しそジュースの効果効能

栄養と効果

  1. 皮膚や粘膜を健康に保つ「β-カロテン」「シソニン」
  2. むくみ対策に役立つ「カリウム」
  3. アレルギー・花粉症対策に役立つ「ロスマリン酸」
  4. 食欲を高める「ぺリルアルデヒド」
  5. エネルギーの代謝を促す「ビタミンB群」
  6. 血液をサラサラにする「α-リノレン酸」
  7. 目の健康を維持する「アントシアニン」
  8. ミネラルの吸収を促進する「クエン酸」

皮膚や粘膜を健康に保つ「β-カロテン」「シソニン」

しそには、カロテノイドの一種であるβ-カロテンや、シソニンが含まれています。

β-カロテンは、皮膚や粘膜を丈夫に保つ作用活性酸素のはたらきを抑制する抗酸化作用があります。また、シソニンと呼ばれるアントシアニン色素は、視覚機能をサポートするはたらきがありますよ。(※1,2,3)

むくみ対策に役立つ「カリウム」

しそには、100gあたり500mgのカリウムが含まれています。

カリウムは、ナトリウム(塩分)を体外に排出する作用があります。そのため、塩分の摂り過ぎによるむくみの対策につながります。(※4,5)

アレルギー・花粉症対策に役立つ「ロスマリン酸」

しそには、ポリフェノールの一種であるロスマリン酸が含まれています。

ロスマリン酸は、アレルギーの反応や炎症の原因となるヒスタミンの放出を抑えることがわかっています。皮膚の痒みや炎症、鼻炎などの症状を和らげる作用が期待できますよ。(※6)

食欲を高める「ぺリルアルデヒド」

しその爽やかな香りは、ぺリルアルデヒドという芳香成分によるものです。この香りにより、食欲を増進する作用がはたらきます。

また、しそジュースの材料として加えられる酢に含まれるクエン酸は、唾液や胃液の分泌を促す作用があります。食前に少量のしそジュースを飲むことで、食欲が刺激されますよ。(※1,7)

エネルギーの代謝を促す「ビタミンB群」

しそには、さまざまなビタミンやミネラルが含まれています。

ビタミン類のなかでも、豊富に含まれているビタミンB群はエネルギー代謝に関わる栄養素です。食事で取り入れた栄養を、効率よくエネルギーに変えてくれますよ。(※4,8)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ