食材を小さめに切る

フライパンで揚げ物をするときは食材を薄く小さく切り、短時間で中まで火を通すとサクサクに仕上がります。衣を薄くするとさらに食感がよくなりますよ。食材の水気をしっかり拭き取ってから下味や衣をつけ、油はねやべちゃっとなるのを防ぎましょう。

少量ずつ揚げる

油の温度を一定に保ちながら揚げるには食材を少量ずつ入れるのがポイント。一度にたくさんの食材を入れると油の温度が下がり、サクッと揚がりません。入れる食材の量はフライパンの大きさ半分程度を目安にしましょう。温度計や菜箸などを使い、油の温度をチェックしながら揚げるのがおすすめです。

フライパンで揚げ物をする際の注意点

取扱説明書記載の最低油量を守る

フライパン内の油の量が少なすぎると、コンロの安全機能が作動せずに発火するおそれがあります。必ずフライパンの取扱説明書の最低油量を確認してから調理しましょう。揚げている最中は常に油の量を確認してくださいね。

蓋をしない

蓋をしたまま揚げ物をすると油の温度が上がりやすくなります。フライパン内で過熱状態が続くと、油煙が出て油が発火するおそれがあるので大変危険です。また食材から蒸発した水分が蓋の裏に付着し油の中に落ちると、水蒸気爆発を引き起こします。飛び散った油でやけどをするのを防ぐため蓋をするのは厳禁です。

適切なサイズのフライパンを使う

小さいフライパンは引火のおそれがあるので、卵焼き器くらいのサイズは揚げ物に向いていません。揚げ物の量や食材の大きさに合わせて適切なサイズのフライパンを選びましょう。直径20cm以上のフライパンが使いやすいですよ。

編集部のおすすめ