ライター : Uli

フードコーディネーター/パンシェルジュ/薬膳アドバイザー/レシピライター

トースターで作るクッキーの基本レシピ

Photo by Uli

調理時間 20
*クッキーを冷ます時間は含みません
トースターで焼き上げる、薄力粉、砂糖、バターのみで作るクッキーです。ポリ袋で作れば洗い物がほぼ出ないので、日常のおやつとして手軽に作りやすいですよ。クッキー型がなければ包丁で好きな形に切ってもいいですね。

材料(直径3.5cm×約20枚)

Photo by Uli

作り方

1.バターと砂糖をもみほぐす

なじませたバターと砂糖が入っているポリ袋

Photo by Uli

ポリ袋にバターを入れ、手やめん棒で押しつぶすようにほぐします。やわらかくなったら砂糖を加え、なじませるようにもみます。

2.薄力粉を加える

袋に薄力粉を加えた様子

Photo by Uli

薄力粉を加えて生地がまとまるまでもみます。生地がまとまりにくい場合は牛乳(もしくは水)を小さじ1/2杯ずつ加えて様子をみます。

3.生地を薄く伸ばす

ポリ袋に入っている生地をめん棒で伸ばす様子

Photo by Uli

ポリ袋に生地を入れたまま、めん棒で5mmほどの厚さに伸ばします。

4.型で抜く

生地をクッキー型で抜く様子

Photo by Uli

ポリ袋を切り開いてクッキー型で抜き、アルミホイルの上に間隔をあけて並べます。 ※アルミホイルに生地がくっつく心配があれば、サラダ油を薄く塗っておきましょう。シリコン樹脂加工しているアルミホイルを使用するとクッキー生地がくっつきません。

5.熱したトースターに入れる

トースターでアルミホイルをかぶせたクッキーを焼く様子

Photo by Uli

トースターを1~3分ほど空焼きして予熱します。クッキー生地を並べたアルミホイルをトースター用の鉄板にのせ、なるべく生地にくっつかないようにアルミホイルをかぶせます。クッキーの底に焼き色がつくまで約8分加熱します。 ※上にかぶせるアルミホイルが生地に接していると、クッキーにアルミホイルの跡が残ってしまうので注意してください。

6.アルミホイルを取って焼き色をつける

クッキーをトースターで焼く様子

Photo by Uli

アルミホイルを取り、クッキーの端が薄く色づくまで1~2分焼きます。焼き終わったらそのままトースターのなかで置き、冷めたら完成です。焼きたてのクッキーはやわらかく崩れやすいので、冷めてから触ってください。

オーブントースターの温度や焼き時間について

Photo by Uli

トースターの温度

180℃前後、もしくは約800Wで焼くのがおすすめです。トースターによって調整できる温度やワット数が違うため、初めてトースターでクッキーを焼くときは、弱めの出力でクッキーの焼け方を観察するといいですね。

焼き時間

焼き時間時間はトータルで10ほどかかります。ただし、トースターの温度や出力によって焼き時間が大きく異なるので、トースターの前で煙が出たり異臭がしたりしないかチェックしながら焼いてください。アルミホイルを取ったら生地から目を離さず、焼き色を観察して焦げるのを防ぎましょう。

トースタークッキーを失敗しないためのポイント

Photo by Uli

生地は薄めにする

クッキー生地は5mm前後の厚さになるよう、なるべく均一に伸ばしましょう。厚さを均一にすることで焼きムラを最小限にできます。

分厚いクッキー生地は火の通し方がむずかしく、生焼けになったり、一部が焦げたりするので気を付けてください。また、生地が薄すぎるとあっという間に焦げてしまうので要注意。

庫内を温めてから焼く

トースターを加熱しはじめてから設定した温度になるまで時間がかかるため、1~3分ほど空焼きしてから生地を入れるといいでしょう。トースターによってすぐに設定温度になるものや、数分かかるものがあるので、予熱時間は調整してください。

アルミホイルをかぶせて焼く

トースターでクッキーを焼くときに多い失敗は、クッキーを焦がしてしまうこと。アルミホイルをかぶせて焼くことで、焦がさずにうまく焼き切ることができます。アルミホイルをかぶせて生地に火を通し、仕上げにアルミホイルを取って焼き色をつける程度に焼く方法だと失敗しにくいですよ。

サクサクorしっとり。クッキーの食感を変えるには

Photo by Uli

サクサクにする場合

薄力粉を加えたら、生地を練りすぎないようにするのがポイント。また、薄力粉の2~3割をアーモンドプードルや片栗粉に置き換えたり、粉砂糖を使ったりしても、さっくりほろっと軽い食感に仕上がりますよ。

しっとりにする場合

しっとり食感のクッキーを作りたいときは、バターを溶かしてから砂糖を混ぜ、薄力粉を加えたら練るように生地をまとめてみてください。しっとりやさしい食感のクッキーができますよ。砂糖の代わりにはちみつを使うと、よりしっとり食感に近づきます。

作り方いろいろ!トースタークッキーのアレンジレシピ10選

1. 本格。アイスボックスクッキー

トースターで作る、本格的なアイスボックスクッキーのレシピです。生地を冷やしてから成形するのが、きれいな模様を出すポイント。焼き色が濃くつかないよう、加熱中はこまめに生地の様子をチェックしましょう。

2. 型抜き不要。シンプルクッキー

溶かしバターと全卵で作るクッキーは、手軽にできて失敗しにくいのが特徴。丸めた生地を手で潰して形をととのえるので、クッキー型を用意する必要もありません。簡単なのでお子さんといっしょに作っても楽しめそうですね。

3. ホットケーキミックスで。簡単クッキー

ホットケーキミックスで作るサブレ風クッキーのレシピです。ホットケーキミックスの甘い香りが魅力的な、軽い食感のクッキーになりますよ。どこかなつかしい雰囲気のクッキーはひと息つきたいときにぴったり。

4. マシュマロ入り。ココアクッキー

マシュマロとグラノーラ入りの、ほろ苦いココアクッキーはコーヒーのお供に最適。溶けたマシュマロとグラノーラの食感はヤミツキ必至です。マシュマロは焦げやすいので、様子を見ながら焼き、必要ならアルミホイルをかぶせましょう。

5. バターなし。しょうがクッキー

普段と違うクッキーを食べたいときは、オリーブオイルとしょうがを入れてクッキーを焼いてみませんか。オリーブオイルのフルーティーな香りと、しょうがのピリッとくる刺激のある風味が絶妙です。はちみつとレモンを入れるのもポイント。

6. カリカリ食感。きな粉クッキー

素朴な味わいやカリカリ食感がお好きな方には、きな粉とオリーブオイル入りのクッキーがおすすめ。にんじんとレーズン入りで、自然な甘さを堪能することができます。やさしい味わいのクッキーでひと息つきましょう。

7. 成形も簡単!かぼちゃクッキー

かぼちゃのやさしい味わいを堪能できるクッキーレシピも必見。かわいらしいかぼちゃの形は、つまようじ1本で簡単に作ることができます。かぼちゃの皮を細く切って、ヘタに見立てるアイデアも見逃せませんね。

8. 二度焼きでザクザク。ビスコッティ

ザクっとワイルドな食感が魅力のビスコッティも、トースターで作ることができます。基本のレシピを参考に、生地に抹茶やココアを混ぜたり、具材にドライフルーツを入れたり、と自由にアレンジしても楽しそう。

9. ビッグサイズ!スキレットクッキー

スキレットに入れた生地を、コンロとトースターで焼いて作るクッキーです。インパクト抜群の大きさと存在感は、ちょっと特別なおやつやパーティーにぴったり。表面はカリッと、なかはふっくら焼き上がりますよ。

10. やさしい。さつまいもクッキー

Photo by macaroni

小麦粉、バター、砂糖を使わない、さつまいもとオートミールのクッキーです。さつまいも歯ざわりと、生地のしっとり食感が特徴。シンプルな材料で作るため、はちみつとさつまいもの自然な甘さがとても際立ちます。

トースターで気軽にクッキーを焼いておやつタイムを満喫

クッキーを作りたいけどオーブンはちょっと面倒、というときにはトースターが便利。きれいに仕上がるアイスボックスクッキーや、楽しく作れる型抜きクッキーなども、オーブン焼きと同じように作ることができますよ。

ホットケーキミックスを使ったり、チョコや抹茶を入れたりと、いろいろなアレンジも試してみてくださいね。トースターで気軽にクッキーを焼いて、おやつやティータイムを満喫しましょう!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
レビュー(0件)
emptystar emptystar emptystar emptystar emptystar -
レビューはまだありません
レビューをする
loading
ユーザー名(ニックネーム)
評価(必須)
5.0
大満足のおいしさ。 定番料理にしたい。
画像(任意)
コメント(必須)
レビューをする
キャンセル
レビューが投稿されました
閉じる
このコメントを削除してもよろしいですか?
「」
削除
キャンセル
コメントが削除されました
閉じる

編集部のおすすめ