ライター : 白井シェル

フリーライター

お家で過ごすことが大好きなフリーライターです。料理やインテリア、生活雑貨など暮らしに関するジャンルが得意です。

のっぺい汁とは?

「のっぺい(能平もしくは濃餅)汁」は、野菜や魚を煮込みとろみをつけた汁物です。新潟の郷土料理のひとつとされることが多いですが、古くから全国的に親しまれている料理です。「のっぺ」、「のっぺい鍋」「のっぺ煮」など地域によってのっぺい汁の名称はさまざま。

ルーツは?

のっぺい汁のルーツは精進料理とされています。野菜の煮込み料理に葛粉でとろみをつけ、満足感が得られるようにしたのが始まりです。しかし、どのように全国に広まったか、どこで生まれた料理なのかは謎のままなんだそう。

のっぺいの由来はぬっぺい?

のっぺい汁の由来は、「ぬっぺい」という言葉であるという説があります。「ぬっぺい」とは粘っている様子を表す言葉で、餅に例えられることがありました。しだいに漢字では「濃餅」と表記するようになり、その後「ぬっぺい」が訛って「のっぺい」に変化したのではなかと考えられています。

新潟県ののっぺい汁は煮物!

日本全国、特に新潟県、奈良県、島根県、熊本県などで親しまれているのっぺい汁。呼び方だけではなく、作り方も地域によって異なります。新潟県ののっぺい汁は、ほかの地域のような汁物ではなく、煮物なのが一番の違いです。

けんちん汁との違い

のっぺい汁とけんちん汁の違いは、とろみの有無です。のっぺい汁は葛粉や片栗粉でとろみをつけますが、けんちん汁はさらりとしています。

けんちん汁は野菜と崩した豆腐を油で炒め、汁物にする料理です。元来は精進料理として食べられていたので、肉は使いません。また出汁には鰹のような魚を使用せず、昆布としいたけを使います。鎌倉の建長寺(けんちょうじ)で誕生した料理のため「建長寺汁」が「けんちん汁」に変化したとされています。

新潟県「のっぺい汁」の基本レシピ(調理時間:25分)

Photo by sakura4

ここでは、新潟県を代表する郷土料理、鶏肉を使用する新潟風「のっぺい汁」のレシピをご紹介します。
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