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こんにゃくのアク抜きが必要な理由
煮物や汁物などさまざまな料理に登場するこんにゃく。原料のこんにゃくいも特有の臭いやえぐみなどのアクがあり、さらにこんにゃくをかためるときに使う水酸化カルシウムにもアクが含まれているため、こんにゃくのアク抜きは欠かせません。
アク抜きをせずに調理しても害はありませんが、こんにゃくの生臭さやえぐみが残ったり味染みがよくなかったりして、料理の仕上がりがずいぶん変わります。
アク抜き不要のこんにゃくもありますが、アク抜きすることで表面につく臭いが取れ味の染みがよくなるため、アク抜きするのがおすすめですよ。
アク抜きをせずに調理しても害はありませんが、こんにゃくの生臭さやえぐみが残ったり味染みがよくなかったりして、料理の仕上がりがずいぶん変わります。
アク抜き不要のこんにゃくもありますが、アク抜きすることで表面につく臭いが取れ味の染みがよくなるため、アク抜きするのがおすすめですよ。
こんにゃくのアク抜き方法3選
こんにゃくのアク抜きには「塩もみ」「下ゆで」「電子レンジを使う」という3種類の方法があります。それぞれ仕上がりに違いがあるため、調理法や味付けに合わせて選ぶのがおすすめです。具体的な手順や適切な活用法をぜひ参考にしてみてくださいね。
調理方法に合わせてアク抜きしよう
こんにゃくは、レシピに合わせてアク抜き方法を選ぶ必要があります。塩もみしてアク抜きする方法はお湯を沸かす手間がなくとても手軽です。ただ多少塩味が付くため、田楽にしたり薄味のおでんに入れたりするのに向いています。
下ゆでする方法は、適度に水分が残りやわらかく仕上がるのが特徴。炒め煮や煮物に適していて、特に濃いめに味付けする料理にうってつけですよ。
電子レンジでを使う方法は、水分がしっかり飛んで歯ごたえのある味わいに。雷こんにゃくやステーキなどプリッとした食感を楽しむ料理にぴったりです。
下ゆでする方法は、適度に水分が残りやわらかく仕上がるのが特徴。炒め煮や煮物に適していて、特に濃いめに味付けする料理にうってつけですよ。
電子レンジでを使う方法は、水分がしっかり飛んで歯ごたえのある味わいに。雷こんにゃくやステーキなどプリッとした食感を楽しむ料理にぴったりです。
アク抜きの方法 | 仕上がりの特徴 | おすすめ調理法 |
---|---|---|
塩もみ | 多少塩味が付く | 田楽、おでん |
下ゆで | ある程度水分が残る | 濃いめの味付けで楽しむ煮物 |
電子レンジ | 水分がしっかり抜ける | 雷こんにゃくやステーキなど食感を楽しむ料理 |
【塩もみ】こんにゃくのアク抜き方法
作業時間:3分
塩もみでアク抜きする方法はとても簡単。お湯を沸かすのが面倒なときや短時間で済ませたいときにおすすめです。塩もみすると余分な水分が抜けて、味が染み込みやすくなりますよ。ただ、塩もみすることで多少塩味がつくため、味付けを加減してくださいね。
塩もみでアク抜きする方法はとても簡単。お湯を沸かすのが面倒なときや短時間で済ませたいときにおすすめです。塩もみすると余分な水分が抜けて、味が染み込みやすくなりますよ。ただ、塩もみすることで多少塩味がつくため、味付けを加減してくださいね。
必要なもの
・こんにゃく……300g
・塩……小さじ2杯
・ボウル
・ザル
・塩……小さじ2杯
・ボウル
・ザル
手順
1. こんにゃくはひと口大に切り、ボウルに入れて塩もみする
2. 水分が出てくるまでしっかりもむ
3. 水でよく洗う
4. ザルにあげて完了
2. 水分が出てくるまでしっかりもむ
3. 水でよく洗う
4. ザルにあげて完了
【下ゆで】こんにゃくのアク抜き方法
作業時間:8分
一般的な下ゆでしてアク抜きをおこなう方法です。余分な水分は抜けますが、ゆでるためほどよく水分が残り、みずみずしくプリッとした食感に仕上がりますよ。
一般的な下ゆでしてアク抜きをおこなう方法です。余分な水分は抜けますが、ゆでるためほどよく水分が残り、みずみずしくプリッとした食感に仕上がりますよ。
必要なもの
・こんにゃく……300g
・鍋
・ザル
・鍋
・ザル
手順
1. こんにゃくはひと口大に切る
2. 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら1を入れる
3. 3分ほど下ゆでする
4. ザルにあげて完了
2. 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら1を入れる
3. 3分ほど下ゆでする
4. ザルにあげて完了
【電子レンジ】こんにゃくのアク抜き方法
作業時間:5分
電子レンジを使うアク抜きは、手間がかからない手軽な方法。電子レンジで加熱することで水分がしっかり抜け、弾力のある食感に仕上がります。
電子レンジを使うアク抜きは、手間がかからない手軽な方法。電子レンジで加熱することで水分がしっかり抜け、弾力のある食感に仕上がります。
必要なもの
・こんにゃく……300g
・耐熱ボウル
・ザル
・ラップ
・耐熱ボウル
・ザル
・ラップ
手順
1. こんにゃくはひと口大に切る
2. 耐熱ボウルに入れてラップをする
3. 電子レンジ600Wで3分加熱する
4. サッと洗い、ザルにあげて完了
※お使いの機種によって、電子レンジの加熱時間は異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。
2. 耐熱ボウルに入れてラップをする
3. 電子レンジ600Wで3分加熱する
4. サッと洗い、ザルにあげて完了
※お使いの機種によって、電子レンジの加熱時間は異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。
こんにゃくのアク抜き方法比較
アク抜きの比較方法
次にこんにゃくの3種のアク抜き方法を比較してみましょう。塩もみ(写真左)、下ゆで(写真中央)、電子レンジを使う(写真右)、それぞれの方法でアク抜きをしてから、同じレシピで煮物を作ります。見た目や味の染み具合、くさみ、味わい、弾力を比較しますので、ぜひ参考にしてください。
使用したレシピはこちら▼
アク抜きの比較結果
アク抜きの比較の結果は以下の通りです。見た目はほとんど変化がありませんが、電子レンジで加熱すると多少縮むのが特徴。どれもくさみやアクは取れ、味の染み具合も十分です。塩もみや下ゆではどちらも水分がほどよく残りますが、電子レンジを使う場合はしっかり水分が抜け、弾力とかたさを感じられますよ。
アク抜きの方法 | 作業時間 | 必要なもの | 見た目 | くさみ | 味の染み具合 | 弾力 |
---|---|---|---|---|---|---|
塩もみ | 3分 | ・塩 ・ボウル ・ザル | 変わらない | ない | 染みる | 食感がよくやわらかめ |
下ゆで | 8分 | ・鍋 ・ザル | 変わらない | ない | 染みる | 弾力あるが水分が残る |
電子レンジ | 5分 | ・耐熱ボウル ・ザル ・ラップ | 多少縮む | ない | もっともよく染みる | 弾力がありもっともかたい食感 |
こんにゃくは調理法に合わせてアク抜き方法を選ぼう!
ご紹介したこんにゃくのアク抜き方法は、どれもくさみがきちんと取れて味染みもアップします。食感を含む仕上がりの特徴にそれぞれ違いがあるため、調理法に合わせたり作業時間を確認したりして選んでみてはいかがでしょうか。
こんにゃくのアク抜きは料理をおいしく仕上げるためにも必要な作業です。ひと手間かかりますが、味わいはワンランクアップしますよ。ぜひ適切な方法を取り入れてくださいね。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
こんにゃくのアク抜きは料理をおいしく仕上げるためにも必要な作業です。ひと手間かかりますが、味わいはワンランクアップしますよ。ぜひ適切な方法を取り入れてくださいね。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
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