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中力粉
粒の大きさは、薄力粉と強力粉の間くらいの細かさで、硬さも中間です。水と合わせてこねたときに、伸びがよく麺特有のシコシコとした食感が出るが特徴。うどん、餃子の皮などに向いています。こねるほどにグルテンが弾力性を増し、コシが生まれますよ。
中力粉は、スーパーで売られていないこともあります。 “うどん用粉” という名前で売られていることもあるので、購入時は成分表記を確認してくださいね。
・グルテン量
中間 / 9%前後(※2)
中力粉は、スーパーで売られていないこともあります。 “うどん用粉” という名前で売られていることもあるので、購入時は成分表記を確認してくださいね。
・グルテン量
中間 / 9%前後(※2)
強力粉
粒が粗く、硬さも薄力粉や中力粉に比べると硬めです。水と一緒にこねると、弾力性と粘りが強く出てきます。こねるほどグルテンが弾力性や粘りを増し、歯ごたえやコシが生まれおいしく仕上がりますよ。パン、ピザ、中華麺などを作る際に使うことが多いです。
グルテンが多く含まれている分、弾力が出やすいです。ケーキに使うとボソボソしやすいので使用する料理には注意しましょう。
・グルテンの量
多い / 含有量が11.5%以上(※2)
グルテンが多く含まれている分、弾力が出やすいです。ケーキに使うとボソボソしやすいので使用する料理には注意しましょう。
・グルテンの量
多い / 含有量が11.5%以上(※2)
全粒粉
全粒粉(ぜんりゅうふん)は、上記の3つの小麦粉とは違い、胚乳と一緒に表皮や胚芽など小麦をまるごとすりつぶして粉にしたものです。お米でいうと、薄力粉・中力粉・強力粉が「精米」ならば、全粒粉は「玄米」。小麦粉よりも流通量が少ないため、価格がやや高いです。
ビタミン、ミネラルを多く含み、栄養価が高く、特に食物繊維はほかの小麦粉の3倍も多く含まれています。また、表皮を一緒に挽いているため色が茶色っぽく、歯ごたえがあります。
独特の香ばしさと色味があり、パンやお菓子など幅広く使われています。市販されている全粒粉には「パン用」、「お菓子用」という区分がされているものがありますが、これは全粒粉だけではなく、それぞれ強力粉や薄力粉がミックスされたもの。用途に合わせて使いやすく調合されています。
・グルテン量
少ない(※4)
ビタミン、ミネラルを多く含み、栄養価が高く、特に食物繊維はほかの小麦粉の3倍も多く含まれています。また、表皮を一緒に挽いているため色が茶色っぽく、歯ごたえがあります。
独特の香ばしさと色味があり、パンやお菓子など幅広く使われています。市販されている全粒粉には「パン用」、「お菓子用」という区分がされているものがありますが、これは全粒粉だけではなく、それぞれ強力粉や薄力粉がミックスされたもの。用途に合わせて使いやすく調合されています。
・グルテン量
少ない(※4)
それぞれ代用はできるの?
代用はできます。しかしながら、各小麦粉の特徴がそのまま出てしまうことが多いため、代用して完全に再現するのはむずかしいです。
たとえば強力粉でケーキを作ると、スポンジがかなりしっかりとしたケーキになってしまいますし、クッキーを作ると硬くなってしまいます。また、薄力粉でうどんを作ると伸びが悪く、プツプツと切れてしまいます。
そのため、それぞれの料理に適した小麦粉を使うのがおすすめです。ただし、少量だけ使う分には食感や質感にそれほど影響はありません。少量の中力粉の代わりにするなら、薄力粉と強力粉を混ぜて使ってもよいでしょう。
たとえば強力粉でケーキを作ると、スポンジがかなりしっかりとしたケーキになってしまいますし、クッキーを作ると硬くなってしまいます。また、薄力粉でうどんを作ると伸びが悪く、プツプツと切れてしまいます。
そのため、それぞれの料理に適した小麦粉を使うのがおすすめです。ただし、少量だけ使う分には食感や質感にそれほど影響はありません。少量の中力粉の代わりにするなら、薄力粉と強力粉を混ぜて使ってもよいでしょう。
小麦粉を使い分けてもっと楽しもう
いつも何気なく料理に使っている「小麦粉」。実はそれぞれに特徴があり、お菓子作りには薄力粉、パン作りには強力粉など用途によって使い分けられています。代用するときは、食感に影響が出ないよう少量だけ使うのがおすすめですよ。
また、小麦をまるごとすりつぶた全粒粉は、独特の風味が魅力。ほかの小麦粉とブレンドすることで、より幅広い料理に活用できます。小麦粉を使い分けて、いろいろな料理を作ってみてくださいね。
また、小麦をまるごとすりつぶた全粒粉は、独特の風味が魅力。ほかの小麦粉とブレンドすることで、より幅広い料理に活用できます。小麦粉を使い分けて、いろいろな料理を作ってみてくださいね。
【参考文献】
(2022/10/24参照)
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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