よく目にする「全粒粉」とは?基礎知識を押さえよう

テレビや雑誌、お店のメニューなどで目にすることの多い「全粒粉」。ところで、全粒粉とは一体どのような食材なのでしょうか?小麦粉との違いは?今回は、そんな全粒粉についてまとめてみました。糖質やグルテンについての押さえておきたい情報もありますよ。

2018年12月4日 更新

よく目にする「全粒粉」って一体何?

全粒粉でできたパスタやクッキーなど、よく見かけますね。ところで、そもそも「全粒粉」ってなんでしょう?小麦粉とはどう違うのでしょうか?なんとなく健康に良さそうな気がして選んでいる……という方もいらっしゃるはずです。

今回は、全粒粉について詳しく説明していきます。この機会に、全粒粉の基礎知識をしっかり学んで、お料理に活かしましょう!

読み方は?全粒粉とは

全粒粉は、「ぜんりゅうふん」と読みます。

全粒粉は、小麦まるごとを粉状にしたもの。小麦粉との違いは、お米でいうところの精米と玄米と同じようなイメージというと、わかりやすいでしょう。見慣れている小麦粉は白色ですが、殻まで粉砕しているので全粒粉は茶褐色です。

英語では、「whole wheat flour」(全粒の小麦粉)と呼びます。「whole grain」(全粒穀物あるいはその製品)と記載する場合も。

小麦粉との違い

小麦粉は、小麦の表皮と胚芽を除いた胚乳部分を粉にしたものです。全粒粉は先ほど書いた通り小麦のすべてをまるごと粉にしているので、そこが決定的な違いなんですね。

100gあたりのカロリーを比較すると、全粒粉は約340kcal、薄力粉は約368kcal。全粒粉のほうが、すこしだけ低いことが分かります。

全粒粉も小麦から作られているため、小麦アレルギーのある方には残念ながら控えるべき食材なので、注意しましょう。また、全粒粉のほうが小麦粉よりも流通量が少ないため、すこし値段が高いことも特徴です。
▼薄力粉と強力粉の違いは、こちらをチェック!

風味や食感について

全粒粉は、表皮と胚芽からくる香ばしい風味と、歯ごたえのある食感を持っています。

全粒粉でできたパンは、普通の小麦粉で作られたパンと比べ、もちもち感が少なくなるんですよ。全粒粉パンには食べごたえがありますが、全粒粉だけで作ると口当たりが悪くなってしまうため、小麦粉と併せて使用することがほとんどです。

糖質量やグルテンは?全粒粉の栄養

糖質

全粒粉の糖質量は、100gあたり約57g。強力粉は約69g、ライ麦粉は約63gなので、糖質はほかの粉類と比較すると少なめです。ただし、先ほど説明した通り全粒粉を使用したパンには小麦粉も使用されていることが多いため、そのあたりも考慮しておく必要がありそうですね。

グルテン

全粒粉は、小麦粉よりもグルテンが少ないとされます。グルテンは粘性のある成分で、パンなどの生地に粘りと弾性を与えます。

生地作りに必要な成分である一方、健康志向の方の間ではおなじみの「グルテンフリー」。ダイエット目的に、小麦の摂取を控えようとするものとして知られていますよね。
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ちあき

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