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果肉が黄色いスイカ「クリームスイカ」とは
果肉が黄色いスイカは、赤いスイカと同じウリ科スイカ属に分類され、黄西瓜や黄肉西瓜などとも呼ばれます。黄色いスイカ全般をクリームスイカと指す場合もありますが、大玉種をクリームスイカと呼ぶことも。ほかにも果肉の色が濃い「オレンジハート」や小玉の「黄太郎」などいろいろな品種があります。
黄色いスイカの特徴
黄色いスイカの見た目は赤いスイカと変わらないため、外見で区別することができません。果肉の色はレモンイエローのような薄いものから山吹色のような濃いものまで品種によってさまざまです。
黄色いスイカの多くは、シャリシャリとした歯触りとさっぱりとした甘みが特徴。クリームスイカはとろけるような食感と、強い甘みがあります。
黄色いスイカの多くは、シャリシャリとした歯触りとさっぱりとした甘みが特徴。クリームスイカはとろけるような食感と、強い甘みがあります。
黄色いスイカの主な産地・旬
主な産地
黄色いスイカの名産地は、千葉県成田市。東京都中央卸売市場の取扱実績(令和2年)によると、年間約1,500トンが栽培されています。市内の遠山地区市では主に赤色スイカが栽培され、黄色いスイカは久住地区を中心に栽培されています。
成田市で栽培されている黄色いスイカの代表品種は、ひと玉が8~12kgにもなる大玉の「こがね」のほか、鮮やかな黄色が特徴の「ゴールデン旭都」です。(※1,2,3)
成田市で栽培されている黄色いスイカの代表品種は、ひと玉が8~12kgにもなる大玉の「こがね」のほか、鮮やかな黄色が特徴の「ゴールデン旭都」です。(※1,2,3)
旬
黄色いスイカの旬は、ハウス栽培ものはGW明け~6月初旬まで、露地ものは8月に収穫の最盛期を迎えます。
黄色いスイカと赤いスイカの違い
黄色いスイカはなぜできる?
スイカの果肉は、もともと白色や黄色。遺伝的に黄色が優性のため、赤いスイカと掛け合わせると黄色いスイカができるんです。なお、赤いスイカは品種改良によるもの。スイカの原種はウリに近い味で、苦みが強かったことから、甘くおいしくなるように試行錯誤されたそう。その過程で、赤色をもつ遺伝子が糖度に関わることが分かり、赤いスイカが主流になったといわれています。
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