長崎で愛されている料理「ハトシ」に注目!レシピや長崎の名店までご紹介

ちゃんぽんやカステラなど、有名な郷土料理が多い長崎県ですが、「ハトシ」と聞いてもピンと来ない方が多いのでは?保存食として作られ、いまでは、おかずやおやつとして食べられている名物なんです。今回は、そんなハトシの歴史や食べ方をご紹介します。

2018年9月20日 更新

長崎で育った郷土料理「ハトシ」

長崎の郷土料理といえば「カステラ」や「佐世保バーガー」など海外から入って独自に進化を遂げた料理が多いですよね。ハトシもそんな郷土料理のひとつなんです。中国から貿易を通じて伝わった料理で、そのおいしさから長崎に広く伝わり、長年愛されるまでになりました。

また、食パンの間にエビなどのすり身を挟んで油で揚げたもので、おかずのひとつとして食卓に並んだり、おやつのように手軽に食べられることもあります。

長崎ではメジャーなハトシですが、ハトシを食べたことがない、見たこともないという人も多いと思います。今回はそんなハトシの歴史からレシピ、おすすめの名店まで紹介します。

「ハトシ」って何?

発祥は明治から!ハトシの歴史

明治時代は、まだ洋食や中華料理など海外の料理が今より少ない時代。今でいう総菜パンのような味わいは、和食が中心の日本人にとって衝撃だったのではないでしょうか。

当時、伝わったばかりのハトシは瞬く間に広まり、日常的に食べられる家庭料理にまで発展したそうです。この時の具材は高価なエビに限らず、ひき肉や魚のすり身なども使って家庭ごとに工夫して作っていました。今では、店頭販売などで長崎名物として食べられています。ハトシのおいしさを知っているからこそ、伝承され続けているんですね。

何故「ハトシ」という名前に?

中国で発祥されたと言われているハトシは中国語で「蝦多士」という名前で今でも食べられています。「蝦(ハー)」はエビ、「多士(トーシー)」はトーストを意味していて中華風エビトーストといった意味の料理になります。油で揚げるという意味をつけた「炸蝦多士(ジャーハートーシー)」と呼ばれることもあるそうです。

そんな中国から入った「蝦多士(ハートーシー)」という呼び名を真似して生まれたのが、長崎県の「ハトシ」です。ハトシは日本だけでなく台湾にも伝わり、こちらでは「蝦吐司(ヘートースー)」と呼ばれているそうです。同じ料理ですが、地域ごとに名前が付いています。

長崎ではどういう時に食べられる?

昔は家庭料理として活躍したハトシですが、現在ではお店で食べることが多いようです。作るには工数がかかりますが、揚げたてはとてもおいしいんですよ。最初から作らなくても今では通販や店頭で冷凍したハトシを販売しているところも多くあります。油で揚げるだけでできたてが味わえるのは嬉しいですね!

また、ハトシから派生して「ハトシロール」というものも売られているようです。ロール状になったスティックタイプ、主に鯵のすり身を使用しています。プレーンのほかにもチーズやエビなどの種類があり、いろんな味が楽しめるのでこちらも人気があります。冷凍でも売っているようなので、ぜひ一度食べてみたいひと品ですね。
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milkpop

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