焼うどんと何が違う?長崎名物「皿うどん」の発祥の由来や作り方を解説

たっぷりの具材とパリパリ食感の麺がおいしい皿うどん。なぜこのような名前なのかご存じですか?今回は、皿うどんの発祥や焼うどんとの違い、食べ方、基本的な作り方についてご紹介します。歴史的背景や由来を知ればもっとおいしく感じられますよ!

2018年10月4日 更新

長崎名物?皿うどんってどんなうどん?

エビやイカなどのシーフードと白菜を合わせたあんに、パリパリ食感の麺がたまらない皿うどん。長崎県の郷土料理としても知られている皿うどんですが、なぜ皿うどんは「うどん」とつくのでしょうか。私たちがよく知っているおなじみの「うどん」とは別の種類の麺のような気もしますよね。今回は、そんな皿うどんにまつわるあれこれを調べてみました。皿うどんに使われている麺や、基本の作り方、アレンジレシピなど、役立つ情報満載ですよ♩

皿うどんと焼きうどんはどう違う?

まずは、皿うどんと焼きうどんの違いについてです。焼きうどんと皿うどんには、どんな違いがあるのでしょうか?麺や具材の違いについてお話します。

皿うどんの麺について

まずは、あの香ばしいパリパリ麺が特徴の皿うどんからご紹介します。いうまでもありませんが、皿うどんとは、単にお皿にうどんが乗っている状態のお料理ではありません。皿うどんに使われている麺は、中華料理のかた焼きそばに近い「炸麺(ザーメン)」という麺を使っています。

具体的に使用している麺については、同じ中華麺でも地域や店舗によってさまざま。長崎ではちゃんぽんに使っている中華麺を油で揚げたものや、ゆでて炒めたものを使用しているそうですよ。細麺の場合は揚げたもの、太麺の場合には蒸して焼いたものを使用することが多いようです。太麺で蒸したものの場合は、見た目も食感も焼きうどんに近いものがありますね。

皿うどんの具材について

皿うどんに使用する具材は肉、野菜、魚介類がと実にバリエーション富んでいますが、調べたところ厳密な決まりはないようです。魚介類ならばエビやイカが定番ですが、地域やお店によってはカキを使用することもあるそうです。

お肉は豚肉が主流ですが、バラ肉を使うところもあれば、バラ肉ともも肉を合わせて使うお店もあり、これも地域やお店によってさまざま。野菜はキャベツ、もやし、にんじんなどが一般的でしょうか。白菜を使うところもあるようですが、一部では白菜は水分が出すぎると敬遠することもあるようです。このほか、彩りを良くするためにかまぼこやちくわなどの練り物を使うこともあります

こうした具材を炒めた後、あんかけにしたものを揚げた麺の上にかけるのが皿うどんです。変わりダネだとキクラゲやマイタケなどのきのこ類を加えることもあるようですよ。

皿うどんと焼きうどんの違い

皿うどんは野菜や魚介類を炒めたものをあんかけにし、揚げた細麺や蒸した太麺の上にかける料理です。先述した通り、細麺にしろ太麺にしろ使用するのは中華麺に変わりはありません。

一方、焼きうどんとは野菜や豚肉を炒め、そこにゆでうどんを加えて、醤油で味付けをしたものです。お店によってはソースで味付けをすることもあるそうですよ。皿うどんが中華麺を使用するのに対し、焼きうどんは私たちが見なれている、あの白いうどんを使用しています。

うどんじゃない?皿うどんの由来

そもそも、なぜ皿うどんは中華麺を使用するにもかかわらず「うどん」と名前がついているのでしょうか。実は皿うどんの由来はうどんにあるわけではありません。ちゃんぽんを考案したシェフが、こぼれずに配達できるものを考えていた過程で誕生したのです。名前にうどんとついているのは、先にあった焼きうどんと見た目が似ていたからだとされています。

このシェフの働いていたお店が長崎にあったことから、長崎名物として広まり、全国的に有名になりました。長崎は鎖国時代から開港地として外来文化が入っており、こうした文化の中で生まれたのが皿うどんなのです。
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ちあき

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