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ツルムラサキとは
ツルムラサキとはツルムラサキ科の葉物野菜。中国南部から東南アジアにかけて栽培されています。ツルムラサキはつる状にのびていく特徴があり、茎が紫色になっていることが名前の由来と言われています。しかし日本では茎が緑色になっているものが主流。
ツルムラサキと形状が似ている野菜にモロヘイヤがありますが、まったく異なる野菜です。モロヘイヤはシナノキ科で、ツルムラサキとは違う分類にされています。
ツルムラサキと形状が似ている野菜にモロヘイヤがありますが、まったく異なる野菜です。モロヘイヤはシナノキ科で、ツルムラサキとは違う分類にされています。
ツルムラサキの旬
ツルムラサキの旬は夏で、6月〜8月にかけて多く収穫されています。しかし、近年ではほぼ一年中流通している野菜です。
ツルムラサキには毒性があるってホント?
ツルムラサキには毒性はありません。毒性があるという話は、ツルムラサキに類似している野菜モロヘイヤと間違えて情報が出回ったことが原因と言われています。
モロヘイヤの種子や茎にはストロファンジンという毒が含まれています。販売されている食用のモロヘイヤは、ストロファンジン取り除かれているので食べても問題ありません。
モロヘイヤの種子や茎にはストロファンジンという毒が含まれています。販売されている食用のモロヘイヤは、ストロファンジン取り除かれているので食べても問題ありません。
ツルムラサキの栄養と効能
ツルムラサキには、β-カロテンやビタミンC、カルシウムなどが含まれています。β-カロテンは抗酸化作用のほか一部は体内でビタミンAに変化。ビタミンAには視力の低下を抑えたり、粘膜を健康に保ったりするはたらきがあります。
またビタミンCは、コラーゲン生成に必要なビタミン。抗酸化作用があり、老化対策に役立ちます。カルシウムは歯や骨の構成成分。ホルモンの放出や血液凝固、筋肉の収縮などの生理機能を整えるはたらきがあります。(※1,2,3,4)
またビタミンCは、コラーゲン生成に必要なビタミン。抗酸化作用があり、老化対策に役立ちます。カルシウムは歯や骨の構成成分。ホルモンの放出や血液凝固、筋肉の収縮などの生理機能を整えるはたらきがあります。(※1,2,3,4)
ツルムラサキの品種
紫茎種
名前の通り茎が赤色(紫色)で、ピンク色の花を咲かせます。観賞用や染料の材料として、用いられていますよ。
緑茎種
日本では緑茎種が主流。独特の風味があり、熱を加えると粘り気が出てきます。しっかりとした食感があり、若くてやわらかいものがおいしいです。
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