ライター : noranora69

万能ソース「ビナグレッチモーリョ」

ブラジルでは定番のソース「ビナグレッチモーリョ(ビナグレッチソース)」。ブラジルの言葉では、「モーリョ・ジ・ビナグレッチ(Molho de vinagete)」と呼ばれ、食卓に欠かせない万能調味料として使われています。 こちらのソースは、トマトなど野菜がベースのソースです。肉や魚にもよく合い、お酢入りなのでさっぱりと食べられ、夏の暑い時期、食欲がないときにもおすすめなんですよ。今回は、ビナグレッチソースについてご紹介します。

ビナグレッチってどういう意味?

「ビナグレッチ」は「お酢」を意味し、「モーリョ」は「ソース」を意味します。ドレッシングのようなソースですから簡単に作れますし、ブラジルではシュラスコ料理には欠かせないようです。

ビナグレッチソースの作り方

ビナグレッチソースには、いろいろなバージョンがあり、さまざまな野菜が使われますが、ここではもっとも一般的なトマトと玉ねぎを使うものを紹介します。

材料

・玉ねぎ…キューブ状にカット ・トマト…キューブ状にカット ・パセリ…みじん切りにする ・ワインビネガー ・オリーブオイル ・塩、コショウ…味つけ用に適宜 ※オプションで、ネギやピーマンなど細かく刻んで入れましょう。

作り方

材料はすべてボウルの中に入れ、よく混ぜ合わせます。塩コショウで最後に味をととのえればできあがり。5分もあれば作れてしまいますよ。一度作っておけばいろいろな料理にすぐ使えて便利です。材料の野菜は、なるべく細かく刻んで使いやすいようにしましょう。

ビナグレッチソースのおすすめレシピ

ビーツとファッロのサラダに

オーブンは190度に予熱しておき、ビーツ(赤カブ)にオリーブオイルをすりこんでしみこませましょう。そのままホイルに包んでやわらかくなるまでオーブンで焼きます。冷ましたら油分をキッチンペーパーでふきとり、キューブ状にカットします。 ファッロ(スペルト小麦)は、ゆでておき、水気をよく切って冷蔵庫で冷やします。ビナグレッチソースは、オレンジ・レモンの皮と果汁、にんにく、マスタード、はちみつをブレンダーで撹拌(かくはん)し、オリーブオイルは低速の状態でゆっくりと加えていきます。 ピスタチオは砂糖やメープルシロップをまぶして、オーブンを135度に設定し、キャラメリゼします。お皿には、ルッコラとファッロをのせ、細かくしたビーツやピスタチオをトッピングしましょう。最後にビナグレッチソースをかけ、パルメザンチーズを薄く削ってどうぞ。 シトラス系で作るビナグレッチソースも、酸味があって美味ですよ。お試しくださいね。

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