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野菜は栄養素の宝庫!
野菜にはビタミンをはじめとして、食物繊維、鉄分、亜鉛など、私たち人間が生きて行く上で欠かせない栄養素がたくさん含まれています。
中でも色の濃い「緑黄色野菜」は栄養豊富で、毎日摂取することが国から奨励されているくらいです。
アーユルヴェーダでは、消化がよく、オージャス(生命のエネルギー)を持つ食材として、野菜を中心とした食事を取り入れています。
温野菜が腸内をきれいにしてくれる。
アーユルヴェーダでは消化力のことを「アグニ」と呼びます。このアグニが正常に働くことで毒素がカラダに溜まることはありません。
毒素はすべて体外から入り、それを胃腸で消化して燃やしています。しかし、動物性食品や添加物ばかりの消化の悪い食生活をしていると、アーマ(未消化物)が蓄積し、腸内環境が乱れてしまいます。そうなると、アグニの力は弱まり病気や体の不調として表れるのです。
その点、野菜は消化がよく、腸内を整えてくれますし、体への負担もわずか。しかし生野菜は体を冷やしやすく、消化にもやや時間がかかるのであまりおすすめしません。
野菜を食べるときは、蒸したり良質な油で炒めたりして、温野菜でいただきましょう。
お悩み別アーユルヴェーダ「温野菜レシピ」5選
温野菜といってもどうやって調理すればいいのか分からない。そんな方も少なくないですよね。そこで今回はアーユルヴェーダに基づいて、体の不調や悩みに合わせたレシピをご紹介します。
⒈ ツルムラサキの和風ホットサラダ
名前の由来にもなっている薄い紫色の茎と、モロヘイヤのような独特のぬめりが特徴のツルムラサキ。ビタミンCやカロチン、鉄分やカルシウムなどの栄養素を豊富に含んでいます。また、熱を通した時にネバネバっとするぬめり成分は、胃壁の保護や強化、免疫強化などの効果も期待できます。
ここに血流促進作用のあるごまや梅干しを合わせることで、冷え性の改善にも効果的な料理に!
材料
・ツルムラサキ(ほうれん草や小松菜でもOK) 1束
・ごま油 大さじ2
・刻んだ梅干し 1粒
・白ごま 小さじ3
作り方
①ツルムラサキを蒸します。(茹でてもOK)
②蒸したツルムラサキの水分をしっかり切ってボールに入れます。
③ごま油、梅干し、白ごまを入れて絡めます。
⒉ ピーマンと大豆ミートの炒め物
ピーマンは代表的な夏の緑黄色野菜のひとつ。ビタミンA、ビタミンC、カロテン、ビタミンPを豊富に含み、アンチエイジング、美容効果、免疫力アップに働いてくれます。
しかも加熱しても栄養が損なわれないばかりか、加熱することでビタミンの吸収がよくなり、効果がパワーアップします。
デトックスに効果的なスパイスを組み合わせるので、 デトックスしたい人、むくみで体が重いと感じる方におすすめです。
材料
・ピーマン 6つ
・大豆ミート 50g
・デトックスミックススパイス 小さじ2
※配合スパイス:
コリアンダー
カルダモン
シナモン
フェネグリーク
ターメリック
クミン
・ギー 大さじ1
・醤油 小さじ2
・みりん 小さじ1
ミックススパイスは以下でも購入可能です
作り方
①ピーマンを千切りします。
②大豆ミートをお湯で戻します。
③熱したフライパンにギーを入れ、デトックススパイスを入れ香りを出します。
④ピーマン、大豆ミートを入れ、スパイスと絡めていきます。
⑤醤油、みりんを入れ、大さじ1の水を入れ、火を止めてフタをして蒸します。
⑥1〜2分ほどたったらできあがり。
⒊ グリーンカラフルサラダ
暑いと体もだるく、食欲も落ちてしまいがち。そんな時は美容効果の高い彩り豊かな野菜で視覚からも楽しみましょう。
ココナッツオイルには体の熱を冷ます作用があり、暑い夏を乗り切る役に立ちます。夏バテ気味だという人は、火照った体を冷ますこのメニューを試してみて!
材料
・紫キャベツ 4分の1
・アボカド 1個
・トマト 10個
・ココナッツオイル 大さじ2
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 ひとつまみ〜ふたつまみ
・ブラックペッパー 適量
・ビネガーorレモン汁 小さじ2
・はちみつ 小さじ2
・フラックスシード 大さじ1
作り方
①紫キャベツは軽く蒸すか茹でます。アボガドはお好みの大きさに切ります。
②蒸した紫キャベツの水をよく切り、切ったアボガドとトマトと合わせます。
③調味料をすべて入れ、混ぜ合わせてできあがり。
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