目次
小見出しも全て表示
閉じる
バルサミコ酢とは?
バルサミコ酢とは、有機栽培のぶどうを搾った果汁を、樽で発酵させ長期熟成した果実酢のこと。イタリアのエミリア・ロマーニャ州にある都市、モデナの特産品で、料理の味付けや香りづけに使用されます。
生野菜のサラダにはもちろんのこと、肉や魚料理、デザートのソースなど、幅広い用途があるのが特徴です。
生野菜のサラダにはもちろんのこと、肉や魚料理、デザートのソースなど、幅広い用途があるのが特徴です。
ワインビネガーとの違い
バルサミコ酢はよくワインビネガーと比べられますが、どちらもぶどうを原料にして醸造される果実酢。ふたつの酢の違いは、熟成期間が異なるのです。バルサミコ酢は、長い時間をかけて樽の中で自然熟成。そのため樽の木の色素が溶けだして、あの黒い色が生まれます。
一方のワインビネガーは発酵を進めるため、酢酸菌を加えて短期間で醸造するのが一般的です。ワインビネガーを原料にして作るバルサミコ酢もあるとのこと。長期熟成させたバルサミコ酢のほうが味に深みがあり、ワインビネガーは比較的さっぱりしています。
一方のワインビネガーは発酵を進めるため、酢酸菌を加えて短期間で醸造するのが一般的です。ワインビネガーを原料にして作るバルサミコ酢もあるとのこと。長期熟成させたバルサミコ酢のほうが味に深みがあり、ワインビネガーは比較的さっぱりしています。
黒酢との違い
黒酢は、バルサミコ酢ほどではないももの、同じような黒い色が特徴の酢。しかしふたつの酢は、原料が違います。バルサミコ酢はぶどうを原料にする果実酢なのに対して、黒酢は米や小麦、または大麦を主原料とする穀物酢です。
製造方法もバルサミコ酢と同じく、時間をかけて自然発酵・熟成させます。「静置発酵法」と呼ばれる昔ながら製法で、米が原料の場合はこれで米酢が完成です。さらに木桶やカメなどに入れて、長期熟成させたものが黒酢。どちらも大量生産とは一線を画した、伝統ある手作り酢です。
製造方法もバルサミコ酢と同じく、時間をかけて自然発酵・熟成させます。「静置発酵法」と呼ばれる昔ながら製法で、米が原料の場合はこれで米酢が完成です。さらに木桶やカメなどに入れて、長期熟成させたものが黒酢。どちらも大量生産とは一線を画した、伝統ある手作り酢です。
ドレッシングにも。バルサミコ酢を使うサラダレシピ5選
1. マッシュルームのバルサミコサラダ
ブラウンマッシュルームと野菜に、手作りドレッシングをかけるサラダです。ドレッシングは、バルサミコ酢とオリーブオイル、塩こしょうだけで作るのでとても簡単。シンプルな味わいなので、脂っこい料理のつけ合わせにおすすめします。
2. 生ハムとモッツァレラのおもてなしサラダ
素材の味をシンプルに楽しめるるうえ、おもてなしにもぴったりな、彩りよく見た目も華やかなサラダの作り方。生ハムとモッツアレラチーズの味わいが絶妙で、思わずワインを飲みたくなります。パンにはさんでサンドイッチにしてもおいしいですよ。
3. 秋野菜のバルサミコソースがけホットサラダ
さつまいもやかぼちゃ、れんこん、エリンギをレンジで加熱して作る、ホクホクとおいしい温野菜のサラダです。バルサミコ酢としょうゆ、はちみつで作るドレッシングに、オールスパイスを加えるのがポイント。
これに鶏肉をのせてオーブンで焼けば、食べごたえのあるメインディッシュが簡単にできあがりますよ。
これに鶏肉をのせてオーブンで焼けば、食べごたえのあるメインディッシュが簡単にできあがりますよ。
4. ホワイトアスパラとまぐろのサラダ
ホワイトアスパラガスとまぐろの刺身を合わせて、カルパッチョ仕立てにします。バルサミコ酢にレモン果汁、さらに普通の酢を加える、酸味の効いたドレッシングが決めて。新鮮なホワイトアスパラガスを使いますが、なければ缶詰や瓶詰のものでも良いですね。
5. グレープフルーツと帆立貝柱のサラダ
パパッと手早く作れる、グレープフルーツと帆立貝柱のサラダです。短時間で食卓へ出せるので、食材さえあれば簡単に作れるレシピ。甘くてねっとりした刺身用の貝柱に、グレープフルーツのさわやかな酸味とほのかな苦味がベストマッチ。バルサミコ酢とオリーブオイルがよく合います。
ボリューム満点。バルサミコ酢を使う豚肉料理レシピ5選
6. 豚肉とトマトのバルサミコ炒め丼
豚こま肉と玉ねぎ、トマトを具材に、バジルの葉を散らす彩りの良い洋風丼もの。味付けにはしょうゆやみりん、はちみつのほか、バルサミコ酢を加えるので意外とあっさりしています。炒めたトマトも、酸味がやわらいで甘くて食べやすいですよ。
7. なす豚肉巻きのバルサミコソースがけ
なすを薄切りの豚肉で巻いて、フライパンで焼いてから、甘酸っぱいソースと絡めるレシピです。ソースの材料は、バルサミコ酢とはちみつだけ。豚肉の脂と旨味、ソースが染みたなすが絶品で、とろけるような食感と味わいを堪能できます。
8. アスパラガスと豚肉ソテーのバルサミコ風味
グリーンアスパラガスと豚肉薄切りを、オリーブオイルでソテーし、しょうゆとバルサミコ酢を煮詰めたソースをかけます。甘味料を使わないので、キリッとした味わいが特徴。さらにレモンを搾って、素材そのもののおいしさを楽しむひと品です。
9. 豚こま肉とかぼちゃのバルサミコ炒め
豚こま肉とかぼちゃ、さやえんどうを炒める、ボリュームたっぷりな主菜の作り方です。調味料のベースはバルサミコ酢で、そこへしょうゆとはちみつ、粒マスタードを加える味付け。マスタードは少量しか使わないため、大人が食べるなら、たくさん加えてもかまいません。
10. スペアリブのバルサミコ酢煮
コクと旨味のあるスペアリブを、バルサミコ酢としょうゆ、赤ワイン入りのたれで煮込みます。調味液はにんにくとしょうがを効かせ、甘味には砂糖ではなくはちみつを使用。圧力鍋を利用するので、短時間で作れますが、少し寝かせたほうがよりおいしいですよ。
ジューシーな。バルサミコ酢を使う鶏肉料理のレシピ3選
バルサミコ酢を使う鶏肉料理のレシピ一覧
11. 鶏もも肉のバルサミコ酢煮
鶏もも肉を、ホールトマト缶で作るソースで煮込むレシピです。鶏肉は両面に焼き目をつけ、砂糖とケチャップ入りの甘めのソースには、バルサミコ酢をたっぷり加えるのがポイント。甘酸っぱい味わいで、食べだしたら止まりません。
12. 鶏もも肉のバルサミコソテー
鶏もも肉をフライパンでソテーするレシピ。鶏肉はハーブソルトとこしょうで下味をつけ、にんにくとローズマリーの香りを移した、オリーブオイルで焼きます。バルサミコ酢としょうゆで味付けしたら、見た目もおしゃれなメインディッシュが完成です。
13. 鶏むね肉とマッシュルームのバルサミコソテー
こちらはヘルシーな鶏むね肉とマッシュルームを具材にする、炒め物の作り方です。食材はバターでソテーし、バルサミコ酢入りたれと絡めますが、めんつゆとみりんの和の調味料をプラスするのがユニーク。ビールとワインのどちらにも合います。
揚げても焼いても。バルサミコ酢を使う魚料理レシピ2選
バルサミコ酢を使う魚料理レシピ一覧
14. いさきのバルサミコ酢ソースがけ
いさきは、上品な白身がおいしいと定評のある魚。梅雨のころが旬ですが、それ以外の季節でも流通しています。そんないさきをソテーしてみましょう。
表面に軽く粉をつけ、オリーブオイルでこんがり焼いたらできあがり。バルサミコ酢と白ワイン、バターなどで作るソースをかけて食べます。マッシュポテトをのせるので、ボリューム満点ですよ。
表面に軽く粉をつけ、オリーブオイルでこんがり焼いたらできあがり。バルサミコ酢と白ワイン、バターなどで作るソースをかけて食べます。マッシュポテトをのせるので、ボリューム満点ですよ。
15. さばの竜田揚げバルサミコ風味
生さばを具材にする竜田揚げの作り方です。下味をつけるのでそのままでもおいしいですが、バルサミコ酢ソースと長ねぎを絡めて、さらにしっかりした味わいに。青魚には濃い味付けが合います。レシピでは半身をさばいていますが、生のさばなら買ってきた切り身を使ってもかまいません。
香り引き立つ。バルサミコ酢を使うパスタのレシピ2選
バルサミコ酢を使うパスタのレシピ一覧
16. ツナ缶とマッシュルームのパスタ
バルサミコ酢は、パスタに使ってもおいしい調味料。ツナ缶と玉ねぎ、マッシュルームのパスタに、和えるためのソースとして使用します。にんにくやローズマリーの風味豊かな味わいで、あっという間に完食間違いなしです。
17. なすとベーコンのバルサミコパスタ
なすをパスタの具材にしてもおいしいですよね。燻製香と塩気、旨味のあるベーコンと一緒に、にんにく香るオリーブオイルで炒め、ゆでたてのパスタと和えれば完成。バルサミコ酢としょうゆ、コンソメで味付けするだけで、お店で食べるようなひと品に変身します。
通販で買える!おすすめの人気バルサミコ酢3選
1. アルチェネロ「有機バルサミコ・ビネガー」
ITEM
ALCE NERO(アルチェネロ)有機バルサミコ・ビネガー
¥556〜
内容量:250ml(瓶入り) 原産地:イタリア・モデナ
※2023年1月31日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
養蜂組合と農業組合によってできた、イタリアのオーガニックブランド「アルチェネロ」のバルサミコ酢です。
オーガニックブランドは高価なイメージがありますが、比較的リーズナブルな価格が魅力。酸化防止剤を一切使用していないため身体にやさしく、有機JAS認証で安全に使うことができます。
オーガニックブランドは高価なイメージがありますが、比較的リーズナブルな価格が魅力。酸化防止剤を一切使用していないため身体にやさしく、有機JAS認証で安全に使うことができます。
2. ジロロモーニ「有機バルサミコ酢」
ITEM
GIROLOMONI(ジロロモーニ)有機バルサミコ酢
¥1,400〜
内容量:250ml(瓶入り) 原産地:イタリア・モデナ
※2023年1月31日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
有機ぶどうから作られたワインビネガーを5年間熟成させ、有機濃縮ぶどう果汁をブレンドしてできあがったバルサミコ酢。こちらもカラメルのような着色料や、酸化防止剤は入っていません。豊かな香りとほどよい甘味、酸味のバランスが絶妙で、使いやすくおいしいオーガニック製品です。
3. ジュゼッペ ジュスティ「アチェト バルサミコ 銀6年」
ITEM
GIUSEPPE GIUSTI(ジュゼッペ ジュスティ)ACETO BALSAMICO(アチェト バルサミコ)銀6年
¥2,296〜
内容量:250ml(瓶入り) 原産地:イタリア・モデナ
※2023年1月31日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
1605年創業の老舗メーカー、「ジュゼッペ ジュスティ」が製造する、6年熟成のバルサミコ酢です。やさしい酸味と強い甘味が特徴で使いやすいと評判。サラダや肉料理にはもちろん、バゲット、アイスクリームなどにかけてもおいしいですよ。バルサミコ酢の名品として知られています。
バルサミコ酢の使い道はいくらでもある
バルサミコ酢を店頭で見かけて、思わず買ってしまったけど、なかなか減らない。そもそもどんな料理にどうやって使うのかが、よくわからない人も意外と多いのではないでしょうか。そんな人のために、お役立ちレシピとおすすめ商品を紹介しました。
ちょっと気になる、作ってみようかなと興味を引く料理もあったはず。この記事で紹介したレシピを参考にして、おうちで置いてけぼりになっているバルサミコ酢を、上手に有効利用してみてください。
ちょっと気になる、作ってみようかなと興味を引く料理もあったはず。この記事で紹介したレシピを参考にして、おうちで置いてけぼりになっているバルサミコ酢を、上手に有効利用してみてください。
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
バルサミコ酢の人気ランキング