次回の失敗を防ぐために!泡立たない原因と対処法

水分や油分が入っている

ボウルや泡立て器、ハンドミキサーなどの道具類に水分や油分、汚れなどが付いているとメレンゲが泡立たなくなります。かならず使用前に道具類をチェックして、きれいに洗い水気をよく拭き取っておくようにしましょう。

卵黄が混ざってしまっている

卵白に卵黄が混ざってしまっている場合も、卵黄に含まれる油分によってメレンゲが泡立ちにくくなります。卵を卵白と卵黄に分ける際、卵黄が入らないように気を付けてください。

例えば卵白のなかにほんの少し卵黄混ざった状態で、卵黄の部分をすくい取ったとしてもNGです。見た目で分からなくても、少しでも混ざってしまったものは使わないようにしてください。そして一旦卵黄が混ざった卵白が入ったら、ボウルも再度洗い直してから使いましょう。

砂糖の量や加えるタイミングに問題がある

メレンゲをたてるとき、最初に砂糖を一気に大量に加えると泡立ちをゆるめてしまい、ほとんど泡立たなくなります。メレンゲを作る際は砂糖を少しずつ3回ほどに分けて加えましょう。卵白がほぐれたら全体の1/3〜1/4量の砂糖を加えて泡立てます。細かい泡ができるまで混ぜて次の砂糖を入れてください。

砂糖を入れると一度泡がゆるみますが、泡立て続けると安定して細かい泡ができますよ。メレンゲの状態を確認しながら砂糖を加えるようにするとしっかりとしたメレンゲに仕上がります。

泡立て時間に問題がある

メレンゲの泡立てる時間が短すぎるとしっかり泡立ちません。逆に泡立てすぎるとボソボソとして張りのないものになります。泡立て時間はハンドミキサーを使えば3分程度で泡立ちますが、手動でおこなうと10〜15分ほどかかります。泡立て時間は目安なので、状態を見極めながら泡立てるようにしましょう。

上手な泡立て方とメレンゲ作りのコツ

Photo by macaroni

コツ・ポイント

  1. 水分や油分が付いていない、清潔な道具を使用する
  2. 卵白は冷やしてから使用する
  3. 砂糖は数回に分けて加える
メレンゲを泡立てる際のボウルや泡立て器、ハンドミキサーは、きれいに洗ってから水分を拭き、水分や油分が付いていない、清潔な道具を使用します。特に油分が付くとまったく泡立たないおそれがあるので注意してください。

卵白は冷やしてから使用するのも大切なポイントです。泡立つのに時間はかかりますが、きめの細かい安定したメレンゲに仕上がります。卵白の温度が高いと、泡立ちやすいいっぽうできめが粗く泡がつぶれやすいため、不安定なメレンゲになりますよ。

砂糖は3回ほどに分けて加えるようにします。タイミングを見ながら少しずつ加えることで、しっかり安定したメレンゲを作れます。

メレンゲが泡立たない原因はコレ!見直して成功させよう

一見むずかしそうなメレンゲ作り。基本的なポイントを押さえれば、意外と失敗なく泡立てられます。泡立たない大きな原因は、卵黄が少し混ざってしまったこと、道具が汚れていること、砂糖を一気に加えたことの3つが多いです。準備の段階できちんと気をつけておくことが大切ですよ。ポイントを見直せば成功すること間違いなしなので、ぜひ挑戦してみてください!

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