4位 黒豆(36票)

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「まめに暮らす」や「まめに働く」という誓いを込めて食べられる黒豆。ホクホクの食感とやさしい甘みがクセになり、食卓にあるとついつまみたくなるひと品ですよね。

関東では「シワが寄るまで元気に働けるように」との願いを込めて、あえてシワができるように煮るのが習わし。一方関西では「いつまでも若々しく」との願をかけて、ふっくら艶やかな黒豆煮が作られていますよ。

5位 栗きんとん(35票)

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なめらかな舌触りと、時々口に入る栗のコロコロ感がたまらない栗きんとん。普段はあまり甘いものを食べなくても、おせちのこれだけは楽しみにしている人が多いのではないでしょうか。

栗きんとんは、金運や勝負運の向上を願う縁起もの。黄金色の見た目が金塊や小判などを彷彿とさせることに由来しています。

6位 なます(31票)

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ほどよい甘酸っぱさとシャキシャキとした歯ごたえが魅力のなます。おせちに入れると味や食感のメリハリになるのが利点です。

一家の平安や平和を願うための縁起ものとされており、大根とにんじんで作るのが一般的。紅白に仕上がるため、食卓を華やかに演出できます。

7位 えび(29票)

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えびはひげがあり、加熱すると背中が丸くなりますよね。その姿が老人を連想させることから、日本では古くから長寿の象徴と考えられています。

おせちに入れるときは、えびを頭ごと使ってうま煮にするのが主流。おいしくて縁起がよいだけでなく、おせちにボリュームと彩りをプラスできるのも利点ですよ。

8位 かまぼこ(28票)

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おせち料理に紅白かまぼこを入れる理由は諸説ありますが、「半円形が初日の出を連想させておめでたいから」というのが定説。「赤は魔除け、白は清浄を意味する」とも言われています。

スライスしてそのまま詰めてもよいけれど、飾り切りをすると豪華さがグンとアップ。一見むずかしく思えますが、やってみると意外と簡単です。

9位 昆布巻き(19票)

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昆布巻きは昆布とニシンで作るのが一般的。昆布は「喜ぶ=養老昆布」となり、ニシンは漢字で「二親」と書けることから、不老長寿や子孫繁栄を意味する食べ物とされています。

作るのがむずかしいイメージの昆布巻き。市販品を買ってくる人がほとんどかもしれませが、手作りするとおいしさがひとしおですよ。
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