おせちに入っているのはどれ?流通している数の子の種類

味付け数の子

塩数の子を塩抜きし、しょうゆやだしに浸けたものが味付け数の子です。塩抜きせず、そのまま食べられる手軽さから、おせち料理でも多く用いられています。メーカーや家庭によって異なる味わいも魅力です。

塩数の子

一般的に「数の子」と呼ばれるものは「塩数の子」を指すことが多いです。数の子を塩漬けしたもので、塩分濃度が高いため保存に適しています。半日から1日程度水に浸けて塩を抜いてから食べます。前述したようにしょうゆやだしに浸けてもおいしいですよ。

干し数の子

製法に時間と手間がかかるため、希少価値が高い「干し数の子」。天日干しされた数の子は、4~5日かけて塩水で戻します。塩数の子とは違う、パリッとした独特の食感が特徴。主に、古くからニシン漁が盛んな北海道で製造されていますよ。

ひと手間加えて。数の子を使うおせちレシピ4選

1. 数の子入り松前漬け

北海道の郷土料理「松前漬け」には、数の子や昆布、スルメイカなど北海道の幸がふんだんに使われています。おせち料理としても人気です。味付け数の子をにんじんや昆布などと一緒にだしに漬けて味をなじませます。輪切り唐辛子を入れてピリ辛にしたり、千切りしょうがで爽やかさをプラスしたりしても良いです。

2. 数の子とチーズのフライ

Photo by macaroni

数の子だけだと箸が進まない、という子どもにはチーズフライがおすすめ。クリームチーズを塗った味付け数の子を薄切りの豚肉で巻くため、ボリューム満点です。数の子にしっかり味がついているので、そのまま食べられますよ。
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