ライター : METLOZAPP

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年賀状に一言添える際のポイントは?

Photo by oimochan

年賀状に添える一言に厳格なルールはありませんが、相手とより良い関係性を築くためにはマナーや気遣いが必要です。年賀状の文化や性質を理解することで、より相手に想いが届く文章を作成できます。関係性に沿った文章を取り入れ、TPOに倣った一言を添えましょう。

ポイント

  1. 個人間でこそ伝わるエピソードを添える
  2. 年賀状の印刷テキストと内容が被らないようにする
  3. 忌み言葉を避ける
  4. ネガティブな内容は避け、相手が気持ち良く読みやすい内容にする

個人間でこそ伝わるエピソードを添える

年賀状では、定例文にオリジナルな一言を添えるだけで、相手とのつながりを深められます。とくに個人間でこそ伝わるエピソードを取り入れれば、独特の温かみを加えられるでしょう。

<個人間で伝わるエピソード例>
・相手が引越しをした:秋田での暮らしはいかがですか?東北に出張の際は声をかけますね!
・相手と食事をした:8月に一緒に食べたお刺身はおいしかったですね!今度はお肉を食べましょう。
・相手が体を壊した:その後、内臓の調子はいかがですか?お腹にやさしいお店を探しておきます。
・相手が転職した:キャリアチェンジの勇気を出した〇〇君を尊敬します。新天地でも頑張って!

年賀状の印刷テキストと内容が被らないようにする

年賀状のテンプレートでは、あらかじめテキストがデザインされている雛型も多いですよね。オリジナルの文章を取り入れる際は、印刷テキストと内容が被らないように注意しましょう。

とくに「今年もよろしく」や「良い1年を」などのありきたりな文章は、相手の心に残りにくい傾向に。相手との関係性を加味したうえで、自分ならではのメッセージ作成にチャレンジしてみましょう。

忌み言葉を避ける

年賀状は、新しい1年の始まりを祝う「おめでたい文化」です。そのため、お祝い事に不適切な忌み言葉を使わないように心がけましょう。忌み言葉とは、ネガティブな感情や不吉なでき事を連想させる言葉です。

忌み言葉では、「終わる・衰える・落ちる・切れる・消える・枯れる・壊れる・病む・倒れる・失う・去る・滅びる」などが代表的です。

ネガティブな内容は避け、相手が気持ち良く読みやすい内容にする

年賀状ではネガティブな内容は避け、相手が気持ち良く読みやすい内容を作成するように心がけてください。たとえば年賀状では、相手の体調を気遣う内容は歓迎されますが、自分が体調を崩したエピソードは避けたほうがベターでしょう。

年賀状は、元旦という1年の始まりのタイミングで目にするもの。ポジティブな内容を心がけることで、相手の素敵な1年の始まりに助力できます。

【相手別】年賀状に添える一言の例文まとめ

例文

  1. 【一般的】
    ・〇〇さんにとって本年が輝かしい年でありますよう心より祈念申し上げます
    ・時節柄、健康には十分ご留意ください
    ・心穏やかな1年をお過ごしくださいますように
    ・またお会いできるときまで、お互い元気に過ごしましょう
  2. 【同僚】
    公私ともに支えてくれてありがとう!今年も頼りにしています
    ・お互い飛躍の年にしたいですね
    ・〇〇さんがいてくれて本当に心強いです
  3. 【上司や先輩】
    本年もご指導のほどよろしくお願いいたします
    おかげさまで昨年〇〇することができました
    ・教えて頂いたことを大事にしながら日々歩んでおります
    ・まだまだ未熟な私でございますが、今年も精一杯努めてまいります
    ・これもひとえに、叱咤激励してくださった先輩のおかげだと感謝しております
  4. 【友達】
    我が家に猫の〇〇が仲間入り!ぜひ会いに来てくださいね
    ・お元気ですか?私は〇〇を習いはじめました
    ・以前〇〇さんと観光に行った〇〇に旅行に行き、当時の思い出がよみがえりました
    ・テレワークで運動不足にならないよう、お互いに気をつけましょう!
    ・先日よいお店を見つけました。ぜひ一緒に食事に行きましょう
  5. 【親戚】
    早いもので今春長男〇〇が小学校にあがります
    ・〇〇ちゃんは大きくなられたことでしょう。会える日を楽しみにしております
    ・〇〇にお越しの際はぜひお知らせください
    ・帰省の折には大変楽しい時間を過ごさせていただき有難うございました
    ・受験生は追い込みの時期ですね。ご健闘をお祈りしています
    ・夫は〇〇、私は△△にハマっています
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