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ローストビーフとほかの肉料理に含まれる栄養の違い
栄養素 | ローストビーフ | 焼き豚 | とんかつ | から揚げ | ささみソテー |
エネルギー(kcal) | 190 | 166 | 429 | 307 | 186 |
たんぱく質(g) | 21.7 | 19.4 | 22.0 | 24.2 | 36.1 |
脂質(g) | 11.7 | 8.2 | 35.9 | 18.1 | 5.4 |
鉄(mg) | 2.3 | 0.7 | 0.6 | 1.0 | 0.4 |
亜鉛(mg) | 4.1 | 1.3 | 1.9 | 2.1 | 1.0 |
ビタミンB12(μg) | 1.6 | 1.2 | 0.5 | 0.3 | 0.2 |
ローストビーフとほかの肉料理を比べると、ささみソテー、から揚げ、とんかつはたんぱく質量がローストビーフよりも多いものの、ささみソテー以外は脂質もカロリーも多いことがわかります。
鉄や亜鉛、ビタミンB12がいずれも豊富に含まれているのはローストビーフです。ほかの肉料理はどれかが豊富でもほかが少なくなっており、ローストビーフはこれらの栄養素を摂りたいときに向いていると言えます。
鉄や亜鉛、ビタミンB12がいずれも豊富に含まれているのはローストビーフです。ほかの肉料理はどれかが豊富でもほかが少なくなっており、ローストビーフはこれらの栄養素を摂りたいときに向いていると言えます。
ローストビーフを食べるときの注意点
食べるときの注意点
- ローストビーフ丼に注意する
- ソースの種類に注意する
- 付け合わせを工夫する
- 手作りする際は食中毒に注意する
ローストビーフ丼に注意する
ローストビーフを食べる場合、ローストビーフ丼は避けるほうがよいでしょう。丼ものは肉の量に対してごはんが多い傾向にあるため、糖質の摂り過ぎに繋がりやすい料理です。
ローストビーフそのものにはほとんど糖質は含まれませんが、丼にたっぷり盛られたごはんを一緒に食べると糖質量が多過ぎる場合があります。
特にしっかりした味つけのソースがたっぷりかかっていると、ごはんも進んでしまうため食べ過ぎに繋がりやすいです。ごはんを少なめにするか、丼は選ばず、バゲットやライスを添える程度で楽しむとよいでしょう。
ローストビーフそのものにはほとんど糖質は含まれませんが、丼にたっぷり盛られたごはんを一緒に食べると糖質量が多過ぎる場合があります。
特にしっかりした味つけのソースがたっぷりかかっていると、ごはんも進んでしまうため食べ過ぎに繋がりやすいです。ごはんを少なめにするか、丼は選ばず、バゲットやライスを添える程度で楽しむとよいでしょう。
ソースの種類に注意する
ローストビーフは揚げ物と比べると脂質もエネルギーも少ないですが、合わせるソースの種類によっては脂質を摂り過ぎ、エネルギーも多くなってしまうおそれがあります。
バターやサワークリーム、マヨネーズなどを使ったソースの場合は、ソースに脂質が多く含まれる場合があるため注意しましょう。さっぱりとしたおろしソースや和風だれを選ぶのがおすすめです。(※2,9,10)
バターやサワークリーム、マヨネーズなどを使ったソースの場合は、ソースに脂質が多く含まれる場合があるため注意しましょう。さっぱりとしたおろしソースや和風だれを選ぶのがおすすめです。(※2,9,10)
付け合わせを工夫する
ローストビーフには食物繊維やビタミンA、C、Eがほとんど含まれません。付け合わせにはこれらの栄養素が豊富な緑黄色野菜を合わせるとよいでしょう。
特にビタミンCは鉄と一緒に摂ることで、鉄の吸収率が上がるため、意識して組み合わせるのがおすすめです。(※2,5)
特にビタミンCは鉄と一緒に摂ることで、鉄の吸収率が上がるため、意識して組み合わせるのがおすすめです。(※2,5)
手作りする際は食中毒に注意する
ローストビーフは中心をキレイなロゼ色で仕上げるのが見た目もきれいにおいしく作るポイントです。しかし、家庭で低温調理をしようとすると、中心部分の温度が実はしっかり上がっておらず、食中毒を起こす危険があります。
特に牛もも肉はO-157が原因の食中毒が心配されるため、自宅で作る場合は清潔な場所で、加熱は信頼のできるレシピの方法通りにしっかりおこないましょう。(※12)
特に牛もも肉はO-157が原因の食中毒が心配されるため、自宅で作る場合は清潔な場所で、加熱は信頼のできるレシピの方法通りにしっかりおこないましょう。(※12)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。