ライター : 相羽 舞

管理栄養士

離乳食中期(生後7~8ヶ月)はどんなメニューがおすすめ?

離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)では一日2回食に移行し、食べられる量や食材がだんだんと増えてきます。また、さまざまな味や舌触りを経験していく時期でもあります。

中期では1食につき、おかゆやうどんなどの穀類をひと品、野菜や果物をひと品、魚や肉、豆腐といったたんぱく質源をひと品とした場合、3品ほどそろえるのが目安です。

それぞれを混ぜて食べる場合もあるので3品に限りませんが、できる範囲で1食につき炭水化物、野菜・果物類、たんぱく質源を摂ることを意識しましょう。(※1,2)

離乳食中期の主食に。穀類のレシピ7選

1. ひきわり納豆で。納豆がゆ

納豆を混ぜる、おかゆのレシピ。ひきわり納豆を使うと切る手間が省け、簡単につぶせます。中期のうちは、加熱して粗くつぶしてあげるとよいでしょう。味付けは必要ない頃ですが、もしつける場合は付属のたれは使わず、しょうゆをごく少量使うようにしてくださいね。(※1,3)

2. 好みの野菜で。野菜入りうどん

赤ちゃんが食べやすい、うどんのレシピです。そのときにある野菜で作れるので、いろいろアレンジできますよ。塩分の含まれるうどんを使う場合は、先に一度ゆでて水洗いし、塩抜きをしてから使いましょう。(※4)

3. ごはんから作る。しらすとほうれん草のだしがゆ

おかゆを炊く時間がないときに助かる、ごはんから作ることができるだしがゆ。だしをきかせるので、おかゆの味に飽きてきた赤ちゃんも食べてくれるかも。赤ちゃんの進み具合に合わせて、水分量を調節してくださいね。

4. ふわとろ。基本のパンがゆ

食パンを水やミルクで煮て作るパンがゆは、慣れると簡単で、時短になるので重宝しますよ。赤ちゃんが食べている大きさに合わせて小さく切り、水やミルクでやわらかく煮るだけ。もともと食パンがやわらかいので、時間もかかりません。

5. 人気の食材で。オートミールのおかゆ

離乳食初期から使えるオートミール。健康志向の高まりで、すっかり定番の主食となりました。離乳食で使う際は、インスタントタイプがおすすめです。母乳育児の場合、生後6ヶ月頃から鉄が不足しやすくなるため、鉄が豊富なオートミールを取り入れるのもひとつの手です。(※1,5)
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