7. 【四国】たらいうどん/徳島

大きな釜でゆでたうどんを、お湯を張ったたらいに盛り付けるのが「たらいうどん」です。江戸時代に、鉄釜でゆでたうどんを大勢で食べたのが発祥とされています。うどんは中太でコシがあるのが特徴。

たらいうどんと呼ばれるようになったのは、昭和初期。当時の徳島県知事が食べておいしかったことから命名されました。

地元の吉野川渓流に生息する小魚を使っただしと、コシの強いうどんがとても上品です。

8. 【九州】五島うどん/長崎

五島列島で誕生した「五島うどん」は、直径約2mmと細いのが特徴。手で伸ばすときに粉を使わずに五島産の椿油を塗るため、ほのかな香りが楽しめます。

細いながらコシが強く、しっかりとした食感が魅力。釜揚げうどんにして、地元産の焼きアゴとしょうゆで作ったつけ汁で食べることが多いです。

ほかにも、かけうどんやもりうどんなどシンプルに食べるのがおすすめです。
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うどんの種類は地域によって多種多様!

日本におけるうどんの歴史は長く、地域ごとの気候や風習によってさまざまな種類が誕生しました。そうめんのように細いものから、噛み応えのある極太うどんまで、太さひとつとっても多種多様。地域特産のだしや調味料を使うのも特徴のひとつです。

ご紹介したもの以外にも、全国各地には数えきれないほどのうどんがあります。ぜひ、地方を訪れた際はご当地うどんを味わってみませんか?
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