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子育てフードライター

サラダ油とは?何から作られている?

調理油の代表格、サラダ油。手軽に購入できて使い勝手がよいため、普段の料理に使う方が多い油です。とはいえ、原料や作り方まで詳しく知る機会は少ないのではないでしょうか?

この記事では、そんなサラダ油について詳しくご紹介します。

サラダ油の定義

サラダ油は、JAS(日本農林規格)で規格が設けられています。「精製油より精製度の高いもので、低温下においても濁ったり、固化することのないサラサラ感のある油」が、サラダ油の定義でとされています。(※1)

名前の由来

サラダ油の由来は、「サラダにかけるドレッシングのように、生でも使用できるサラダ油」という意味で名づけられました。名付け親は、日清オイリオ。

日清オイリオは、1924年に日本初のサラダ油を販売しました。当時の日本では、食用油を揚げものに使うことが大半でした。

同じ頃、西洋では食用油に塩や酢を混ぜたものを生野菜にかけて食べていたことから、サラダ油が誕生したとされています。(※2)

原料

サラダ油の原料は、なたねや綿実(めんじつ)、大豆、ひまわり、とうもろこしなどの種子です。メーカーや商品によって原料が異なります。(※1)

作り方

サラダ油の精製には多くの工程が必要です。まず、不要物を精選した原料は、機械で圧力をかけて油分を抽出します。

抽出した原油の水分や有臭成分などの不純物を除去し、さらに色素や匂い成分を取り除きます。厳密な品質検査をクリアしたのち、容器に充填されて製品になります。(※3)

サラダ油とほかの油との違いは?

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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