目次
小見出しも全て表示
閉じる
太さも味も違う!全国各地のご当地うどん8選
1. 【東北】稲庭うどん/秋田
秋田の「稲庭うどん」は、日本三大うどんのひとつ。小麦粉と塩、水で作る生地を両手でよりながら伸ばす独特の製法は、「手綯い(てない)」と呼ばれます。そのほかの作業もすべて手作業でおこなうのが特徴。
冷や麦よりやや太く平らな形で、口当たりはなめらか。水でしめるとつやが出て、美しい見た目が楽しめるのも魅力です。温冷どちらでもおいしく、シンプルなだし汁と具材でいただくのがおすすめですよ。
冷や麦よりやや太く平らな形で、口当たりはなめらか。水でしめるとつやが出て、美しい見た目が楽しめるのも魅力です。温冷どちらでもおいしく、シンプルなだし汁と具材でいただくのがおすすめですよ。
2. 【関東】水沢うどん/群馬
群馬・伊香保エリアの名物が「水沢うどん」です。400年以上も前に誕生したといわれる歴史あるうどん。生地を手でこねてから足で踏むため、コシが強いのが特徴です。
太めで噛み応えがあるうどんは、冷水でしめてざるうどんにするのが一般的です。白すりごまや刻み海苔を薬味に添えて食べます。つけ汁は、しょうゆやごまだれなど、お店や家庭ごとに異なります。
太めで噛み応えがあるうどんは、冷水でしめてざるうどんにするのが一般的です。白すりごまや刻み海苔を薬味に添えて食べます。つけ汁は、しょうゆやごまだれなど、お店や家庭ごとに異なります。
3. 【関東】武蔵野うどん/東京
関東平野の南東部で栽培された小麦粉で作る「武蔵野うどん」は、地粉独特の茶色がかった色が特徴です。
ところどころねじれて太い形状と、コシが強く素朴な味わいのうどん。冷水でしめてからざるに盛り付け、温かいつけ汁につける食べ方が主流です。
つけ汁は、太いうどんにあうように少し濃く甘いかつおだし。きのこや肉、ねぎなどを入れることもありますよ。
ところどころねじれて太い形状と、コシが強く素朴な味わいのうどん。冷水でしめてからざるに盛り付け、温かいつけ汁につける食べ方が主流です。
つけ汁は、太いうどんにあうように少し濃く甘いかつおだし。きのこや肉、ねぎなどを入れることもありますよ。
4. 【甲信越】ほうとう/山梨
幅広い形状の「ほうとう」は、山梨を代表するご当地グルメのひとつです。小麦粉と水で作った生地を包丁で切るのも特徴のひとつ。
みそベースのだし汁で、かぼちゃや根菜などと一緒に煮込む食べ方が一般的です。生のうどんをだし汁に入れることで、ほどよいとろみがつきます。大鍋で作っても冷めにくく、とろみで体が温まることから、寒い季節は特に重宝されます。
また、夏はうどんを冷水でしめ、温かいだし汁につける「おざら」も人気です。
みそベースのだし汁で、かぼちゃや根菜などと一緒に煮込む食べ方が一般的です。生のうどんをだし汁に入れることで、ほどよいとろみがつきます。大鍋で作っても冷めにくく、とろみで体が温まることから、寒い季節は特に重宝されます。
また、夏はうどんを冷水でしめ、温かいだし汁につける「おざら」も人気です。
5. 【中部】みそ煮込みうどん/愛知
名古屋めしのひとつ「みそ煮込みうどん」は、赤みそで作るのが特徴。うどん生地に塩を使わないため、だし汁の塩分が強くなりすぎることなく、豆みそ独特の風味を楽しめます。具材は長ねぎやしいたけなどの野菜と鶏肉を使うことが多いです。
また、みそ煮込みうどんはひとり分ずつ土鍋で作るのも特徴です。冷めにくいため最後まで熱々を楽しめますよ。
また、みそ煮込みうどんはひとり分ずつ土鍋で作るのも特徴です。冷めにくいため最後まで熱々を楽しめますよ。
6. 【中部】伊勢うどん/三重
コシのあるうどんが多いなかで、「伊勢うどん」は一線を画します。伊勢うどんの太さは、一般的なうどんの2倍近くあるのが特徴。太いうどんをコシがなくなるまで30分~1時間近くゆでます。
うどんをやわらかくゆでる理由は諸説あり、伊勢神宮の参拝客に提供したところ、長旅で疲れた人々の間で人気が出たという説も。
たまりじょうゆに昆布やかつお、いりこなどのだしを混ぜたたれに絡めるのが、基本の食べ方です。
うどんをやわらかくゆでる理由は諸説あり、伊勢神宮の参拝客に提供したところ、長旅で疲れた人々の間で人気が出たという説も。
たまりじょうゆに昆布やかつお、いりこなどのだしを混ぜたたれに絡めるのが、基本の食べ方です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
暮らしの人気ランキング