1位 クロワッサン(134票)

Photo by macaroni

サクサクの軽い食感と、バターの芳醇な香りが魅力のクロワッサン。フランス語で「三日月」の意味があるため、フランス発祥の食べ物と思われがちですが、実はオーストリアのウィーン生まれです。

17世紀に当時のオスマン帝国(現トルコ)に勝利したウィーンの人々が、オスマン帝国の国章である三日月をかたどったパンを作って食べ、勝利を祝ったことが始まり。その後マリー・アントワネットにより、フランスヘ持ち込まれたとされていますよ。

6〜10位のランキング結果

ここからは6位〜10位にランクインしたパンを、続けて紹介していきます!

6位 塩パン(92票)

Photo by 上原 花菜

今やすっかりどこのパン屋でもおなじみの塩パンですが、元祖は愛媛県八幡浜(やわたはま)のパン屋「パン・メゾン」と言われています。もともとは、猛暑を乗り切るための「塩分補給のパン」として考案されたのが始まり。あまりのおいしさに口コミで評判が広がり、全国各地のパン屋で作られるようになりました。

パン生地でバターを包み、表面に岩塩をトッピングして焼き上げるのが特徴です。ロールパンのような形をしていて、じゅわっと広がるバターの風味が持ち味ですよ。

7位 ピザ(88票)

Photo by macaroni

パーティーや休日ランチに大活躍のピザ。ソースやトッピング次第でいろいろな味が楽しめて、みんなで囲むとワイワイ盛り上がるのが魅力ですよね。マリナーラ、ビスマルク、ペパロニ……、ひと口に「ピザ」と言っても種類はとても豊富。人によりそれぞれ好みが分かれるようです。

ちなみにピザの定番「マルゲリータ」の名は、イタリア王妃・マルゲリータに由来しています。彼女の誕生日である11月20日は、ピザ協議会により「ピザの日」に制定されていますよ。

8位 明太フランス(75票)

Photo by Tamiko Ihori

明太フランスは、フランスパンに明太子やバターを練り込んで焼いた惣菜パンです。福岡市東区にあるパン屋「国産小麦パン工房 Full Full」が発祥と言われており、いまや九州博多のソウルフードとして定着していますよ。

生地を噛みしめるごとに明太子のピリ辛感が広がり、思わずクセになるおいしさですよね。おうちで手軽に楽しむなら、市販のフランスパンをカットし、明太子とバターを塗って焼くのが定番。わずか数分でおいしい明太フランスが完成しますよ。

同率9位 ガーリックトースト(74票)

Photo by macaroni

ガーリックトーストは、フランスパンにガーリックとバターをたっぷりと塗って、カリッと焼き上げたパンです。「ガーリックブレッド」と呼ばれることもあります。ガーリックの芳醇な香りと、ジュワッと染み出すバターの油分が、なんともたまらない逸品ですよ。

市販のフランスパンを使えば簡単に作れるので、おうちで試す人も多い様子。macaroni でもおいしい作り方を紹介しています。
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