Q. トマトは妊婦や子供が食べてもいい?

A. 妊娠中はビタミンAの過剰摂取に注意が必要ですが、トマトに豊富なβ-カロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変換されるため、控える必要はありません。

また、トマトの皮や種を取り除いてすりつぶせば、生後5~6ヶ月ごろから子供に与えられます。生のままでもよいですが、加熱すると甘味が出て赤ちゃんでも食べやすくなりますよ。(※25,26)

Q. トマトは老化防止に役立つって本当?

A. トマトには、リコピンやβ-カロテン、ビタミンC・Eといった抗酸化作用のある栄養素が豊富。体内で過剰になるとしみ・シワなどを引き起こす、活性酸素を除去する作用があります。そのため、トマトは活性酸素の増加による老化の対策に役立ちますよ。(※2,4)

Q. トマトはアレルギーに注意が必要?

A. トマトにはスギ花粉のアレルゲンに似た構造のたんぱく質が含まれており、口腔アレルギー症候群を引き起こす場合があります。スギ花粉症でもトマトを食べてかまいませんが、トマトを食べたあとに口や喉にかゆみや腫れなどの違和感がある場合は、アレルギーの専門医に相談してくださいね。(※27,28)

管理栄養士おすすめ!トマトの栄養素を効率よく摂れるレシピ8選

1. トマトと玉ねぎのサラダ

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フレッシュなトマトと玉ねぎをさっぱりとしたドレッシングで和える、洋風のサラダです。ささっと作れるので、副菜が足りないときにおすすめ。トマトを生のまま食べるレシピで、熱に弱いビタミンCを効率よく摂取できます。(※15)

2. トマトのピリ辛和え

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トマトをオイスターソースやラー油で和える、ピリ辛味のひと品。ザーサイや長ねぎを加えるため、風味豊かに仕上がります。脂質が豊富なラー油やごま油を使うため、トマトに豊富なβ-カロテンやビタミンEの吸収率が高まります。 (※13,16)

3. トマトと牛こま肉の中華風炒め

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オイスターソースを効かせる、牛こま肉とトマトの炒め物です。甘辛い味付けでごはんが進みますよ。トマトに含まれるビタミンCは、牛こま肉に豊富な鉄の吸収を高める作用があります。貧血気味の方におすすめの組み合わせです。(※10,29)
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