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ミニトマト100gあたりのカロリーと糖質

エネルギー量(カロリー)……30kcal
糖質量……5.8g(※10)
トマトは100gあたり20kcalとカロリーが低く、ダイエット中でも安心して食べられる野菜だと言えます。また、ミニトマトと比較すると、トマトのほうが低カロリー・低糖質です。

トマトはミニトマトより水分が多いうえ、糖質量やたんぱく質量が少ないため、カロリーが抑えられています。ダイエット中はミニトマトではなく、トマトを選ぶのがおすすめです。(※10)

トマトを食べすぎるとどうなる?

厚生労働省が定める野菜の摂取目標量は、一日に350g以上。トマト2~3個に相当する量です。ただしトマトはキャベツやほうれん草より糖質量が多く、食べ過ぎると糖質の過剰摂取につながるため、トマトだけで野菜を摂るのはおすすめしません。

また、トマトは身体を冷やす野菜に分類されます。身体が冷えると新陳代謝や免疫力が低下するため、トマトの食べ過ぎに注意しましょう。(※10,19,21,22)

トマトの加工品にも栄養はある?

ジュースや缶詰など、トマトの加工品には生のトマトと同様の栄養があるのでしょうか?100gあたりで比較してみましょう。

・生のトマト
エネルギー量(カロリー)……20kcal
糖質量……3.7g
ビタミンC……15mg
β-カロテン……540µg

・トマトケチャップ
エネルギー量(カロリー)……106kcal
糖質量……25.9g
ビタミンC……8mg
β-カロテン……510µg

・トマトジュース
エネルギー量(カロリー)……15kcal
糖質量……3.3g
ビタミンC……6mg
β-カロテン……310µg

・ホールトマト缶
エネルギー量(カロリー)……21kcal
糖質量……3.1g
ビタミンC……10mg
β-カロテン……570µg

・トマトピューレ
エネルギー量(カロリー)……44kcal
糖質量……8.1g
ビタミンC……10mg
β-カロテン……630µg

トマトの加工品と比べると、ビタミンCの量は生のトマトがもっとも多いです。一方でβ-カロテンは、ホールトマト缶やトマトピューレのほうが生のトマトより多く含まれています。

トマトケチャップやトマトピューレは生のトマトより高カロリー・高糖質なので、ダイエット中は使い過ぎに気を付けましょう。なお、トマトジュースやホールトマト缶は生のトマトよりヘルシーなので、代用しても問題ありません。(※10)

管理栄養士が答えます!トマトにまつわるQ&A

Q. トマトとミニトマト、栄養素が多いのはどっち?

A. トマトとミニトマトを同量で比べるとビタミンEの量は同じですが、食物繊維やβ-カロテン、ビタミンC、カリウムはミニトマトのほうが豊富。なかでもβ-カロテンやビタミンCの含有量は、トマトの約2倍です。ミニトマトはトマトより高カロリー・糖糖質ですが、栄養価が高い野菜だと言えます。(※10)

Q. トマトの栄養素は加熱しても平気?

A. トマトに含まれるリコピンは熱に強いうえ、加熱により吸収率が高まりますよ。一方、ビタミンCは熱に弱い性質があります。ビタミンCを無駄なく摂りたい場合は、トマトを生のまま食べるのがおすすめです。(※1,2,15)
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