ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養学…もっとみる

トマトの栄養素といえば「リコピン」!その効果は?

血流をよくする

トマトの赤色色素であるリコピンは強い抗酸化作用を持っており、それによりさまざまなメリットが期待できます。

リコピンは血管や血液のほか、悪玉コレステロールの酸化を抑えることにより、血流を促すはたらきがあります。血液中の悪玉コレステロールが酸化すると、過酸化脂質となって蓄積し、血管が狭くなるおそれが。リコピンをはじめとする抗酸化物質を摂って対策しましょう。(※1,2,3)

肌をきれいに保つ

リコピンは強い抗酸化作用により、体内で過剰となった活性酸素を取り除くはたらきがあります。活性酸素は肌の細胞を傷つけるほか、しみやシワの原因となる物質です。リコピンは活性酸素を除去して肌の細胞を守る作用があるため、肌をきれいに保ちたい方におすすめ。

また、リコピンにはしみの原因となるメラニンの生成を抑えたり、コラーゲンの生成を促したりすることが明らかになっています。(※2,4,5,6)

免疫力を維持する

活性酸素が加齢やストレスなどによって体内で過剰になると、免疫機能の低下につながるおそれがあります。トマトに含まれるリコピンは活性酸素の作用を抑えるはたらきがあるため、免疫機能の維持に役立ちます。

なお、免疫が過剰に反応するとアレルギー症状が出る場合がありますが、リコピンは花粉症や喘息などのアレルギーの自覚症状を抑えることが期待されています。(※7,8,9)

リコピン以外にも!トマトの栄養素と効果効能を一覧で紹介

便秘対策に役立つ「ペクチン」

トマトには、リコピン以外にもさまざまな栄養が豊富です。トマト100gあたりには、ペクチンをはじめとする食物繊維が1.0g含まれています。ペクチンは粘度を出す性質がある成分で、トマトケチャップの製造に欠かせません。

食物繊維は整腸作用があり、便通を整えるのに役立ちます。便秘気味の方は、とくに積極的に摂りたい栄養素です。(※10,11,12)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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