米油

Photo by macaroni

液体油なのでサラダ油や太白ごま油と同じような食感になると思いきや、さっくりと軽い食感に。油っぽさもなくパクパク食べられる仕上がりになりました。また、バニラのような甘い香りもやや感じられました。(※1)

ココナッツオイル

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さくっほろっと、スノーボールのように口の中でやさしく崩れるような食感になりました。焼き上がり直後も時間が経ってからもココナッツの香りが強く感じられるため、ココナッツ味が好きな方にはおすすめです。

マーガリン

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食感はバターで焼くクッキーに一番近い仕上がりになりました。しかし、味は液体油のように無味無臭というわけでも、バターのように芳ばしい香りがするわけでもなく、マーガリンに含まれる香料独特の香りが強く感じられました。

バター

Photo by macaroni

サクサクとした食感で、濃厚なバターの香りが口いっぱいに広がる仕上がりになりました。液体油に比べると小麦粉の風味はあまり感じられませんでした。

液体油で作ると生地が成形しづらい

今回はバター以外の油脂を使ってクッキーを作ってみました。それぞれ異なる性質を持っているのですが、見た目にはあまり変化がなかったですね。でも、焼成前の生地、焼成後の食感や風味にはかなり違いがあるように感じました。

検証の結果、バターの代用として使うのはマーガリンが一番適していると思います。どの油脂でも形にはなったものの、マーガリンで作ったクッキーは焼成前の生地の状態、焼き上がりの食感共に、バターに一番近い仕上がりになりました。また、マーガリンはバターと同じように、固体に力を加えて変形させたとき、力を取り去ってもその形が残る可塑性(かそせい)を持っているので、クッキー以外でも代用しやすいのではないでしょうか。

しかし、「バターとマーガリン以外ではクッキーは作れません!」ということではありません。バターを使ったレシピで代用するのがむずかしいだけで、それぞれの油脂に合ったレシピを参考に作れば、おいしいお菓子を作ることができます。

macaroniではバター以外の油脂を使ったお菓子のレシピもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね♪ 次回は「ゼラチンの性質」について詳しくご紹介していきます。お楽しみに!
【参考文献】
(2021/04/21参照)
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